米加州で雪崩、スキーヤー10人不明 悪天候で救助行けず

写真は雪に覆われたシエラネバダ山脈。2017年4月、ネバダ市で撮影。REUTERS/Bob Strong

[ロサンゼルス 17日 ロイター] – 米西部カリフォルニア州トラッキー郊外のシエラネバダ山脈の山で現地時間17日午前11時30分ごろ、雪崩が発生し、スキーヤー15人が巻き込まれた。当局によると、立ち往生していた6人は救助されたが、9人が依然として行方不明となっている。

救助されたスキーヤーは負傷しており、うち2人は病院に搬送されたという。

ネバダ郡保安官事務所は当初、雪崩に巻き込まれたスキーヤーの人数を16人としていたが、15人に修正した。

行方不明の9人全員が死亡した場合、雪崩による人的被害としては、1件の事故では米国史上最悪の事例の一つとなる。コロラド雪崩情報センターによると、今シーズンこれまでに米国で確認された雪崩による死者は6人。過去10年間の米国における雪崩による1シーズンの平均死者数は27人となっている。

カリフォルニア州北部の大部分に冬型暴風警報が発令され、シエラネバダ山脈の高地では大雪が予想されていた。保安官事務所によると、シエラ雪崩センターは17日未明にスキー場周辺で「雪崩発生の危険性が高い」という警報を出していた。

雪崩に巻き込まれたスキーヤーは、整備された区域外で楽しむ「バックカントリー」のグループ。

保安官事務所の当局者は、こうした状況下でバックカントリーを敢行したスキーツアー会社の判断は「賢明な選択とは思えない」と述べた上で、詳細はまだ把握していないとした。ツアー会社の名前を明かさなかった。

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