PHOTO: © WSL/Kody McGregor

WSLは5月15日〜25日に開催されるニュージーランドでのCT第4戦『New Zealand Pro』のワイルドカード枠にビリー・ステアマンドを選出したことを公表した。

『New Zealand Pro』はニュージーランド政府が打ち出した総額4,000万ドルの支援策「イベント誘致パッケージ(Events Attraction Package)」の対象となっている。
このパッケージは、CTのほか、リンキン・パークのワールドツアー公演や、ULTRA Music Festival、FIFAの国際親善試合といった、世界的規模のイベントが支援候補に名を連ねている。

会場は北島のワイカト地方の西海岸に位置し、J-Bayのレフト版とも言えるパーフェクトなロングショルダーが特徴のラグラン。
いくつかのピークに分かれる中の一番手前のピークに位置するマヌ・ベイで開催される。

ビリー・ステアマンドとは?
PHOTO: © WSL/Hannah Anderson

ラグランローカルでもあるビリー・ステアマンドは現在36歳。

9度のニュージーランド・ナショナル・チャンピオン、2度のオリンピック出場。
現在はCSでクオリファイにチャレンジしており、ニュージーランド人としての最高ランクがワイルドカード選出の決め手になった。

「自分にとって素晴らしい報告で、まだ信じられないよ。ニュースを聞いて感情的になっている。QSとCSに15年以上在籍し、CTの門を叩き続け、何度か惜しいところまで行った。今、その機会を得て、しかもそれが故郷のバックヤード。友人、家族、コミュニティ、そして国の皆の前であるということは、非常に大きな名誉であり特権だよ。CTで競うことを夢見てきた。それを故郷だということが、ただただ驚きだね」

ビリーの他、5月初旬に開催されるサーフィン・ニュージーランド主催の『Backdoor King and Queen of the Point』で男女1枠が追加される。
合計3名のワイルドカードがCTに出場するのは過去最高になる。

「CTがニュージーランドに来ることは、メインイベントの枠を争うためだけでなく、世界最高峰を間近で、かつ自分たちがサーフィンをする波で見る非常に大きな機会だね。向上心のある若いサーファーにとって大きな意味を持つ。全ニュージーランド人にとって非常に大きな出来事だよ。イベントに3人のキウイが出場することは本当にエキサイティングさ。トライアル・イベントは大きなものになるだろう。ラグランは素晴らしい波がある美しい小さな町であるため、世界最高峰の人々がこの場所を体験できること、そして子供たちがヒーローに会い、ニュージーランドで世界最高のサーフィンが行われるのを見られることを、私はとても嬉しく思う。コミュニティ全体にとって素晴らしい経験になるだろうし、待ちきれないよ」

PHOTO: © WSL/Matt Dunbar

「WSLはラグランローカルで9度のニュージーランド・チャンピオンであるビリー・ステアマンドにニュージーランドでのCTローカル・ワイルドカード枠を提供できることに興奮している。ビリーは15年間エリートレベルで競い続けてきた素晴らしい才能であり、彼が地元のコミュニティと国の前で、ホームブレイクにてCTデビューを果たすのを見るのは素晴らしい。キウイのサーフィン・コミュニティについて我々が知っている限り、国全体がビリーだけでなく、トライアルを通じてメインイベントの枠を得る他の2人の現地選手をも後押しするだろう。それはニュージーランドのサーフィン界、そしてスポーツ全般にとって、本当に特別な瞬間になるでしょう」
WSL APACプレジデント アンドリュー・スターク

「ビリーは完璧にワイルドカードに値するサーファー。2度のオリンピックでのニュージーランド代表から、今年獲得した直近のものを含む9度のナショナル・タイトルまで、ビリーは一貫して卓越性の基準を設定している。彼は非常に多くのキウイの若手サーファーにとってのインスピレーションである。彼が今、世界最高峰に挑む姿を見るのは信じられないほど特別なことであり、若いニュージーランド人にとって何が可能であるかを際立たせる。彼が世界最高峰と直接対決する際、地元の観衆のエネルギーを活用するのを見るのが待ちきれない」
サーフィン・ニュージーランドCEO ベン・ケニングス

WSL公式サイト
http://www.worldsurfleague.com/

(黒本人志)

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