コーポレート
2026/02/17
4大学2高専の学生と社会人が受講可能、講師に代表取締役社長 CEO 藤田
株式会社メディアドゥ(東証プライム 3678、本社:東京都千代田区、代表取締役社長 CEO 藤田 恭嗣、以下「当社」)は2026年5月24日(日)より、徳島県(所在地:徳島県徳島市、知事 後藤田 正純)、国立大学法人徳島大学(所在地:徳島県徳島市、学長 河村 保彦、以下「徳島大学」)、一般社団法人大学支援機構(所在地:徳島県徳島市、代表理事 田村 耕一、以下「大学支援機構」)と連携し、起業家の経営・組織・事業設計などの考え方を伝える実践講座「aX ーローカルからグローバルへの方程式ー」(以下「本講座」)を徳島大学で開講します。
徳島大学だけでなく、徳島県内の大学・高等専門学校すべてに公開され、社会人も受講できる産学官の新たな大学教育モデル「徳島未来プロジェクト」として開講する講座です。2026年2月16日(月)、本講座の開講を発表する記者会見が徳島大学事務局(徳島市新蔵町)で開かれ、徳島県 後藤田 正純 知事、徳島大学 河村 保彦 学長、大学支援機構 田村 耕一 代表理事、鳴門教育大学 佐古 秀一 学長(オブザーバー)、当社CEO 藤田らが出席しました。
左から大学支援機構 田村 耕一 代表理事、鳴門教育大学 佐古 秀一学長、当社CEO 藤田、徳島大学 河村 保彦 学長、徳島県 後藤田 正純 知事
本講座を開講する経緯
本講座は、2025年3月、徳島大学側より当社に対し、アントレプレナーシップ教育の強化に向けたご相談をいただいたことを契機に協議が始まりました。
当社CEOの藤田は、2020年より一般社団法人徳島イノベーションベース(TIB)の代表理事として起業家を生み育てる支援活動を続けてきました。創業以来30年間にわたり培ってきた経営経験と実践知を、徳島の次世代へ還元したい――その思いが、本講座の構想を具体化させました。
講座の方向性を検討するにあたり、藤田が重視したのは、単なる経営ノウハウを伝える”ビジネス塾”にはしないという点です。自らの「ふるさと」や「家族」といったルーツを語ることで相手の理解と共感を呼び、その共感が事業のスピードや規模拡大にもつながってきた――その実感を踏まえ、本講座では徳島という地方で暮らす将来世代に自身の原点を見つめ直すことの重要性をも伝えていくことを目指しました。
さらに、本講座を徳島大学に限定せず、徳島県内のすべての大学・高等専門学校の学生、社会人にも開かれた学びの場とする構想を掲げました。こうした趣旨にご賛同いただいた後藤田知事より、「徳島未来プロジェクト」との名称を賜り、徳島県・徳島大学と当社の共同事業の位置づけとなりました。また、他大学・高専への公開講座の運営事務局を大学支援機構が担う体制を整えたことで、開講する運びとなりました。
本講座の概要
本講座は1回約3時間の集中講義で、徳島大学を含む県内の学生のほか、社会人を対象に月1回行われる通年授業です。地域から新たな価値を生み出し、挑戦を続ける実践的人材を育てることを目的に、当社CEO 藤田による講義とワークショップを通じて、事業計画や組織づくり、危機の乗り越え方、そして経営に必要な人間力を「学び(インプット)」と「実践(アウトプット)」によって体系的に修得します。
県内で先駆けて本講座に参画した徳島大学で本講座が単位認定科目となるほか、徳島県内の他大学・高専に通う学生も単位非算入の課外活動として参加可能です。2027年度以降は、他大学・高専での単位認定も目指して協議を進めています。また社会人は有料(年間24万円を想定)で受講可能です。
記者会見の要旨
2026年2月16日(月)に行われた記者会見では、登壇者から本講座の狙いや期待が語られました。
【徳島県 後藤田 正純 知事】
県としても素晴らしいプログラムであり、前例のない取り組み。「徳島県版トビタテ!留学JAPAN」も一緒にやらせていただいている。社会人を含めたオープンカレッジも世界では当たり前の動きであり、この講座を受けたい方々は多くいるはず。大きな進化を期待しながら、それぞれではなく、同じプラットフォームで協働していきたい。
【徳島大学 河村 保彦 学長】
我が国は人口減少が加速し、地方では労働力不足や過疎化といった静かなる有事が進行しており、世界情勢も不透明感が増している。そうした中で地域、地方の持続可能な未来に引き継げる人づくり、地方づくりは非常に重要。今回、本学学生や社会人の志ある皆様も受講できる斬新な教育プロジェクトを立ち上げることとなった。産官学が連携・協力し、人材育成に注力していきたい。
【大学支援機構 田村 耕一 代表理事】
「徳島から世界へ」という展望で、“ふるさと”の課題解決に果敢にチャレンジする人材を徳島から育てたいという思いを産官学連携で形にした、徳島発の新しい教育プログラム。全国的に見ても画期的で、徳島大学以外の学生・社会人も参画できるオープンなプログラムであることから、大学支援機構が事務局を務める。未来の担い手を育成するプログラムをぜひ提供していきたい。
【当社 代表取締役社長 CEO 藤田 恭嗣】
日本が直面する人口減少などの課題はこの先15年が勝負であり、リスクを取って前例のない挑戦に踏み出す起業家の力が大切。自分の力で課題を解決し、より良くする“起業家精神”は大人だけでなく、未来を盛り上げる学生も学ぶ方がよいと考えている。私は30年間の会社経営で「時間」と「規模」が重要な要素だという考えを貫いてきた。そのためには、いかに自分を開示し、相手に理解してもらうかというスピードが重要であり、そうした成長の方程式を体系的に学ぶ本講座を広げていきたい。
本講座の詳細
授業題目
徳島大学 教養教育院 創成科学科目群 イノベーション科目
aX ーローカルからグローバルへの方程式ー
担当教員
・当社 代表取締役社長 CEO 藤田 恭嗣
・大学支援機構 橋爪 太 専務理事兼事務局長
・徳島大学 教養教育院 創成科学教育分野 北岡 和義 教授
・徳島大学 高等教育研究センター 石原 佑 特任助教
授業形態
通年2単位、月1回約3時間の講義またはワークショップ(一部変更あり)
対象
徳島大学 学生(単位認定科目として開講)
※徳島県内の大学・高専の学生も課外活動として参加可能
※社会人にも公開(有料)
講座紹介ページ
https://universityhub.or.jp/news/246984.html
少子高齢化、過疎化、人口減少という未来を見据える今、社会に出る直前の学生たちは、専門知識だけでは答えの出ない問いを抱えています。また、それは徳島をはじめとする日本中の地域全体が、年齢や属性にかかわらず向き合うべき、未来のために問われる姿勢でもあります。
自分は何者として生きるのか。
何を拠り所に、選択を重ねていくのか。
社会と、世界と、どのような関係を結んでいくのか。
「aX ― ローカルからグローバルへの方程式 ―」講座は、その“最後の空白”とも言える時間に、実社会と接続した思考と実践の場を正規授業として提供します。
本講座の軸となる考え方が、「Y=aX」という成長の方程式です。
•X:個人の核という「成長変数」(ふるさと、育った環境、文化、原体験、価値観、人との関係性)
•a:挑戦を続け、伸ばすための実践的な知識「成長定数」(組織づくり、事業設計、価格戦略、危機対応等)
•Y:力の総和(売上や規模に限らず、社会との関係性や持続可能な挑戦とその成果、規模)
すべての核となる“X”をそれぞれ身につけ育てることは時間が必要です。
しかし、そこにある方程式の構造を理解し学ぶことで、誰でもその核を最大化することができます。本講座では、aを知識としてインストールするのではなく、受講者自身が自分の“X”に引き寄せて理解し、再現性のある思考の型として身につけていく学びを重視します。
前半(インプットフェーズ、5月~8月)は、藤田による講義を中心とした対話型授業で、経営・組織・事業設計・価格戦略・危機対応・人間力など、事業や挑戦を「続けるための思考の型」を学びます。 後半(アウトプットフェーズ、9月~翌2月)は、受講者がプロバスケットボールクラブ「徳島ガンバロウズ」をはじめとする当社の「SC事業」などから希望するプロジェクトを選び、講師・担当者と議論しながら課題に取り組みます。 前半で得た学びを“使える知”として定着させます。
当社は本講座について、SC事業の活動で生まれた教育機関との新たな連携施策として取り組むと同時に、事業開発、組織構築などを担う当社社員が成長するメソッド、方程式を言語化することで、当社の人材育成の側面でも活用してまいります。
さらに将来的には、実践型プロジェクトの提供主体を当社に限らず、県内外の企業にも広げ、学生と企業が交わる接点を創出することで、地域から新たな共創が生まれる環境整備を目指します。
本講座への参加方法と説明会について
徳島大学の学生は学内の履修登録を行うことで参加できます。徳島県内の他大学・高専の学生、社会人は所定の申込フォームから登録、または大学支援機構窓口までお問い合わせください。なお、3月24日(火)17時より、徳島大学常三島キャンパスで本講座の受講希望者向けに説明会を開催する予定です。
【受講申し込み方法/期限】
1. 徳島大学 学生:学内システム/一次締切4月6日(月)・最終締切4月30日(木)
2. 他大学・高専生:申込フォーム/2026年4月30日(木)
3. 社会人:申込フォーム/2026年4月24日(金)
【申込フォーム(徳島大学以外の徳島県内大学・高専の学生、社会人)】
フォームはこちら