人工呼吸器や、たんの吸引など24時間ケアが必要な医療的ケア児を受け入れ、家族の支えとなっている保育施設が新潟県内にあります。保育とケアが両立する現場を取材しました。

医療的ケア児と家族を支える保育施設

「医療的ケア児」と、その家族を支える保育施設。

新発田市の「にしぞのこども園」です。

【看護師】
「来たね、おはよ!」
【母】
「おはようございます、お願いします」

新発田市で暮らす医療的ケア児の「ゆま」くん。

同じ病気を持つ兄の「るあ」くん。

年少クラスに通う姉「なぎ」ちゃんの姉弟は、3人でこの園に通っています。

【看護師】
「排泄はどうですか?」
【母】
「ウンチはきのうでています」
【看護師】
「検温とか体調チェックしてから(4歳児クラスに)行きます」

看護師が常駐

「にしぞのこども園」は3年前、「医療的ケア児」のクラスを開設しました。

看護師が常駐して、子ども一人ひとりに合わせたケアを行っているほか、理学療法士と連携し、保育とリハビリの両立を図っています。

【看護師】
「おはよう、すごく静かだね。緊張してる?恥ずかしい?そうだね、みんな待っているよ」

リハビリ・昼寝以外は4歳児クラスで過ごす

医療的ケアが必要な子ども4人を預かっている「にしぞのこども園」。

2歳の「ゆま」くんは基本的に医療的ケア児のクラスで過ごしますが、兄の「るあ」くんはリハビリや昼寝などの時間以外は4歳児のクラスで過ごします。

【子ども】
「はい!はい、どうぞ」
【先生】
「フォークもどうぞ」
【子ども】
「何食べたい?え、なに?おにぎり?あーん!」

クラスの子どもたちが手伝っている

【るあくんのクラス担任】
「私たちが特別扱いを特にしていないというか、みんな違ってみんないいんだよ、というところでずっとお話もしています。ちょっとるあくんが難しいところは自然と手伝ってあげたりとか、という姿もこちらが声かけなくても、自然と子供たちがやっているので、すごく微笑ましい姿が沢山見られています」