ドバイ港湾DPワールドのトップ辞任、「エプスタイン文書」で圧力

 ドバイ港湾大手DPワールドは13日、スルタン・アハメド・ビン・スレイエム会長兼最高経営責任者(CEO、写真)が辞任したと発表した。少女買春などの罪で起訴され自殺した米富豪ジェフリー・エプスタイン氏との交友関係を巡り圧力が高まっていた。2022年2月撮影(2026年 ロイター/Henry Nicholls)

[ドバイ 13日 ロイター] – ドバイ港湾大手DPワールドは13日、スルタン・アハメド・ビン・スレイエム会長兼最高経営責任者(CEO)が辞任したと発表した。少女買春などの罪で起訴され自殺した米富豪ジェフリー・エプスタイン氏との交友関係を巡り圧力が高まっていた。

ビン・スレイエム氏は中東で最も著名な実業家の一人。米司法省が公開した文書に、エプスタイン氏とビン・スレイエム氏によるビジネスに関する議論や、セックスに関する会話、エプスタイン氏が所有するカリブ海の島を訪れる計画とされる内容の電子メールやテキストメッセージが含まれていた。

英国の開発金融機関とカナダ第2位の年金基金は今週、ビン・スレイエム氏のエプスタイン氏との交友疑惑を理由に、DPワールドへの新規投資を全て停止すると表明していた。

「エプスタイン文書」の余波は世界に広がっている。米金融大手ゴールドマン・サックス(GS.N), opens new tabでは法務トップが辞意を表明。スターマー英政権は、エプスタイン氏と親交のあった人物を駐米大使に任命したことを巡って危機に陥っており、政権の中枢メンバーがここ数日で3人辞任した。 もっと見る

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