ファッション──それは、装いを超え、暮らしそのものに美の気配を感じさせるもの。
どんな空間で、どんな器でテーブルを楽しむか。衣食住の世界をトータルで提案する6ブランドのカフェを取材しました。
今回は、「ルイ・ヴィトン銀座並木通り店」の「LE CAFE V」をご紹介します。
イタリア・ムラーノ島のグラスから始まるスイーツ時間LE CAFE Vル・カフェ・ヴィー
撮影=高嶋佳代
ビスキュイ、ショコラクリームやココアジュレを重ねてカカオを5層仕立てにし、ムースをメゾンのアイコニックなモノグラムで彩った「ショコラアントルメ ルイ・ヴィトン シグネチャー」は、カフェを象徴するスイーツ。3,900円。海の泡を表現したデザート皿。
2021年、3年間の建て替えを経てリニューアルした「ルイ・ヴィトン銀座並木通り店」。青木淳さんとピーター・マリノさんが手掛けた、波打つガラスが印象的な建物の最上階7階には、須賀洋介シェフによるカフェ「ル・カフェ・ヴィー」が併設されています。
2020年に大阪・御堂筋に世界初として誕生したルイ・ヴィトンのカフェに続き、2番目の拠点として誕生したこの場所が目指すのは「ライフスタイルのショールーム」。
席に着くと運ばれる水のグラスは、イタリア・ベネチア近郊のムラーノ島で、ルイ・ヴィトンのために特別にデザインされたオリジナル。13世紀ごろから受け継がれてきたムラーノガラスは、豊かな色彩と高い透明感、そして職人の手仕事による一点一点異なる表情が魅力です。メゾンのアイコンであるモノグラム・フラワーを再解釈し、ブランドを象徴する深い色合いを熟練の職人技によって表現しています。空間全体のイメージである「海」と呼応するように、優雅な渦を描くフォルムに仕上げられました。カフェでは4色のグラスを使用し、一部店舗やオンラインでも販売されています。
撮影=高嶋佳代
店舗で販売されているテーブルウェア・コレクションのうち、軽快なイエローが印象的な「Dolce Vita」シリーズより。皿2枚セット[各⌀31.5×H3cm]82,500円 マグ[⌀8.5×H9㎝ /160ml]27,500円
撮影=高嶋佳代
モノグラムモチーフから、マスコットのヴィヴィエンヌまで楽しめるラテアート。手前から「ヴィー ホットショコラ」 2,400円、木屋芳友園の希少な八女抹茶を使った「ヴィー アイス八女抹茶ラテ」 2,200円
水しぶきを軽やかに表現した天井、穏やかな波線を描く床、そして一艘の船のようにゆったりとしたソファ。空間全体のコンセプトに身を委ねながら、アイコニックなスイーツや食事の数々を楽しみたいカフェです。
撮影=高嶋佳代
「海」をイメージした空間は全28席。予約不可。
撮影=高嶋佳代
7階のエレベーターの扉が開くとカフェの手前にショコラショップが。
DATA
ドリンク2,000円~ スイーツ2,900円~
※サンドイッチ、キッシュ、ハンバーガーなどの軽食のほか、ディナーメニューやワイン、オリジナルカクテルなどもあり
営業時間/11時~19時(L.O.)
不定休
tel.03-6263-8575
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東京都中央区銀座7-6-1 ルイ・ヴィトン銀座並木通り店7F
LE CAFE V
撮影=高嶋佳代 編集・文=吉岡博恵
『婦人画報』2026年3月号より
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