今週は、県内各地で小正月行事や冬まつりが行われます。11日は大仙市で、全国でも珍しい「川を渡るぼんでん」が行われ、参加者が地域の安寧や五穀豊穣を祈願しました。

大仙市大曲の花館地区では毎年2月11日、伊豆山神社の梵天奉納祭が行われます。それぞれの町内のぼんでんを担いだ参加者が、厄年や還暦を迎えた人の家などをまわって、地域の安寧それに五穀豊穣などを祈願します。

まかれた菓子を取りに行くのは楽しみのひとつ。朝は地区のあちらこちらでこうした光景が見られました。地域を練り歩いた後、全てのぼんでんは、伊豆山神社の「一之鳥居」をくぐるのがしきたりとなっています。

神様が降りて来る目印と言われるぼんでんを掲げながら、次は雄物川の河川敷へ。

田村修アナウンサー リポート
「雄物川の河川敷、まだ雪は多いんですが、暖かいですね、10時の時点で気温が1.6度あります、こうした中まもなくぼんでんが舟で川を渡ります」

花館地区のぼんでんの最大の特徴は川を渡ること。このため「川を渡るぼんでん」の名称で親しまれています。橋がなかった時代の名残で、渡し舟に30人以上を乗せ、ゆっくりと、およそ5分かけて雄物川を渡ります。

全国でもここだけと言われている「川を渡るぼんでん」。今年も地元の人や、多くの観光客が訪れていました。

宮城からの女性
「この雪の中の川のせせらぎの中をカラフルなぼんでんがすごいいいですね あの美しいです」
大曲在住ドイツ人男性
「すごく面白く感じます」「唄が面白いと思います」「ぼんでん唄」

風もなくおだやかな天気の中、13本のぼんでんは唄とともに川を渡って、近くの伊豆山にある神社に奉納されました。