着手1年で工期4分の1経過
2026年2月13日 午後3時36分

辺野古の埋め立て予定海域
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設を巡り、辺野古東側の大浦湾の軟弱地盤改良に向け、防衛省が1月末までに打ち込んだくいの本数が約4700本だったことが13日、同省沖縄防衛局への取材で分かった。くい打ち着手から約1年。4年ほどで7万本あまりを打ち込む計画だが、本数ベースの進捗率は6・6%にとどまり、工期の遅れを指摘する声も上がる。
軟弱地盤のくい打ちは昨年1月29日に始まったが、6月中旬以降は天候不良などを理由に作業船が現場を離れ中断。12月19日に再開した。今年1月は1カ月で約1700本を打ち込んだ。政府関係者は「稼働しない日も考慮して工期を設定している」と説明するが、単純計算すれば間に合わない。
軟弱地盤は最深部が海面下90メートルに達するともされ、改良は技術的に困難だとの見方も根強い。
大浦湾では昨年11月28日、地盤改良が必要ない海域で埋め立て土砂の本格投入も開始。移設工事全体が終わるのは2033年4月ごろの見込みで、米軍への施設引き渡しにさらに約3年かかる。
