仏27年大統領選、ルタイヨー元内相が出馬表明

パリ市内で記者会見するルタイヨー元内相。1月7日撮影(2026年 ロイター/サラ・メイソニエ)

[パリ 12日 ロイター] – 元フランス内相のブリュノ・ルタイヨー共和党党首は12日、マクロン大統領の後任を決める2027年の大統領選に出馬すると表明した。

ルタイヨー氏は自身の交流サイト(SNS)で、超大国の略奪者たちが世界を食い物にする中でフランスが弱体化したと問題視。27年に2期目の任期を終え、すぐには再選を目指すことができないマクロン氏を明らかに皮肉る形で、フランスは「過剰なテクノクラート(専門家)」の足かせをはめられていると批判した。

ルタイヨー氏は移民や薬物犯罪に対して比較的強硬な姿勢を示しており、国民投票を実施した上で移民や刑事司法の法律を改正して秩序を回復するとして「私は秩序と正義、フランスの誇りとなる大統領になる」と訴えた。

また、フランスの工業を再生し、「環境保護を進歩的なエコロジーへと方向転換したい」と語った。

ただ、さまざまな世論調査の結果を見ると、ルタイヨー氏が大統領選で勝利する道は険しい。調査会社Ifopが12日に発表した世論調査では、回答者の69%がルタイヨー氏には大統領になる資質がないと回答した。

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