
2月5日、キーウで撮影(2026年 ロイター/アリナ・スムトコ)
[12日 ロイター] – ウクライナのゼレンスキー大統領は、トランプ米大統領が11月の中間選挙前にロシアとの戦争解決を目指す中、ウクライナは戦争終結に向けた米国の和平案を支持しようとしていると述べた。
ゼレンスキー氏は米誌アトランティックに12日掲載されたインタビューで、大統領選挙と合意に関する国民投票の両方を実施する用意があるとした上で、ウクライナの利益に反する合意には応じない意向を示した。
「われわれが選んだ戦術は、米国に、われわれが戦争を継続したいと考えさせないことだ。だからこそ、事態を迅速に進めるあらゆる形で彼らの提案を支持し始めた」と語った。
ウクライナは「何も恐れてはいない」とし、選挙と国民投票の準備は整っていると表明した。
ただ、英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が今週報じた、ロシアによる侵攻から4年となる2月24日に大統領選と国民投票を実施する計画を発表する案は拒否したとし、停戦と、将来の侵攻に対する米国の安全の保証についてまだ合意に至っていないと指摘した。
ゼレンスキー氏は「誰も権力に固執しているわけではない。選挙の準備はできている。しかし、そのためには安全、安全の保証、停戦が必要だ」と述べた。
また「悪い合意を国民投票にかけるべきではないと思う」と語った。
ゼレンスキー氏はここ数週間、ウクライナの安全の保証に関する文書は署名する準備がほぼ整っていると述べてきた。
しかしインタビューで、ロシアが和平合意に違反した場合に米国がウクライナ上空に飛来するミサイルを撃墜する意思があるかなど、詳細が未解決であることを認めた。
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