公開日時 2026年02月12日 05:00更新日時 2026年02月12日 09:58
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手話リンクサービスをPRする県警の親川直樹地域部長(左)と県聴覚障害者協会の城間枝利子会長=10日、豊見城市宜保の豊見城中央交番
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大嶺 雅俊
沖縄県警は10日、県内の全ての交番や派出所などで、聴覚障がい者が手話オペレーターを通じて管轄する警察署職員とやりとりできる「手話リンクサービス」の運用を始めた。勤務員が不在の場合でも、ビデオ通話を介したオペレーターとの手話で、警察とやりとりができるようになる。
サービスは交番などに警察官らが不在の場合に利用可能。交番などに掲示されているQRコードをスマートフォンで読み込むと手話通訳オペレーターとつながり、オペレーターが間に入る形で警察職員とやりとりできる。
財布を拾った想定で女性が手話リンクサービスを利用するデモンストレーション=10日、豊見城市宜保の豊見城中央交番
交番を所管する各警察署は、やりとりから警察官を派遣するかなどを判断する。
手話リンクは、日本財団電話リレーサービスが提供しているサービス。事前登録は不要で、利用料もかからない。交番などに勤務員がいる場合は、これまで通り、筆談などで直接やりとりする。
10日に豊見城中央交番で開かれた運用開始式で県警の親川直樹地域部長は「双方向の会話が可能となり、利便性の向上が期待できる」と話した。
県聴覚障害者協会の城間枝利子会長は「交番(など)は夜中でも電気がついている安心できる場所だ。気軽に駆け込める場所で、手話リンクサービスが始まり、非常に喜ばしい」と語った。
