中国の薛剣駐大阪総領事は、去年11月、高市総理が台湾有事は集団的自衛権が行使できる「存立危機事態」になり得ると答弁したことに対し、「勝手に突っ込んできたその汚い首は一瞬の躊躇もなく斬ってやるしかない」などと自身のXに投稿しました。

これについて、日本政府は中国側に強く抗議するなど、日中間の懸案となっていました。

薛剣総領事は、その後、公の場に姿を見せていませんでしたが、中国大阪総領事館のSNSによりますと、今月10日、総領事館が主催した春節を祝うレセプションに出席し、スピーチを行いました。

この中で薛剣総領事は「現在の中日関係が厳しく複雑な局面にある中で、中国の政策的立場は明確かつ一貫しており、いかなる動揺や変更もない」と強調。そのうえで「日本政府に対し、実際の行動をもって中日関係の政治的基盤と地域の平和と安定という大局を守るよう強く促す」と発言したということです。

薛剣総領事が公の場に姿を見せるのは、およそ3か月ぶりとみられます。

TBSテレビ