
写真は2024年10月、ベルギーのゼーブリュッヘ港で撮影。REUTERS/Yves Herman
[11日 ロイター] – 自動車コンサルタント会社イノベブのデータによると、中国の自動車メーカーは2025年に競争の激しい欧州市場で勢力を伸ばしたが、その市場シェアは国によって大きく異なっている。
中国の自動車メーカーは昨年、欧州全体の販売シェアを前年の2倍の6%に拡大した。新車登録台数のほぼ全てが電気自動車のノルウェーは約14%だったが、ドイツとスロバキアはわずか2%強にとどまった。
The choropleth map shows the combined market share of Chinese carmakers in European countries in 2025.比亜迪(BYD)(1211.HK), opens new tab, (002594.SZ), opens new tab、吉利汽車(0175.HK), opens new tab、奇瑞汽車(9973.HK), opens new tabを含めたメーカーは欧州全域の主要市場で急速にシェアを拡大している。欧州ブランドの同等モデルよりも場合によっては1万ユーロ(1万1902ドル)も低い価格設定でコスト意識の高い購入者を引きつけている。
イノベブのデータによると、英国は新車販売全体の約11%、スペインとイタリアは約9%までシェアを伸ばし、いずれも前年からほぼ倍増となった。
欧州連合(EU)は中国製の電気自動車(EV)に対して最大35%の追加関税を課しているが、長安汽車(000625.SZ), opens new tabのような新規参入企業を含めた中国自動車メーカーの新モデル投入の動きを止められていない。
重要なのはこれらの関税がエンジン車やハイブリッド車に適用されないことだ。23年まで中国製自動車の販売がほぼゼロだったポーランドは昨年、市場シェアが8.2%となり販売車両の3分の2近くがエンジン車だった。
しかし、データによると、中国の新規参入の競合企業はドイツやフランスのような自動車製造国で消費者の人気をつかむのに苦戦している。
イノベブのデータはEU、英国、スイス、ノルウェーの数字を含んでおり、中国の吉利汽車が大株主であるスウェーデンのボルボ・カー(VOLCARb.ST), opens new tabは除外されている。
英国は中国製自動車に対して関税を課していない。
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