カナダ首相、新橋巡る問題は解消可能 トランプ氏は開通阻止を警告

写真はカナダのカーニー首相。オンタリオ州ウッドブリッジで5日撮影。REUTERS/Carlos Osorio

[オタワ 10日 ロイター] – 米ミシガン州デトロイトとカナダ・オンタリオ州ウィンザーを結ぶ「ゴーディー・ハウ国際橋」を巡り、トランプ米大統領は10日、カナダのカーニー首相との協議で、米国は同橋の少なくとも50%を所有し共同で管理すべきだと伝えた。カナダが「両岸の土地を所有するのは受け入れられない」との立場を改めて示したという。米ホワイトハウスのレビット報道官が明らかにした。

これより先、カナダのカーニー首相は、同国際橋を巡る問題は最終的に解消されるだろうとの見通しを示していた。

トランプ大統領は9日、総工費47億ドルのゴーディー・ハウ国際橋の開通を阻止すると示唆。橋をカナダが所有していることに加え、カナダの店頭で一部の米国産アルコール飲料が扱われていないことや、乳製品に対するカナダの関税、中国との貿易協議を理由に挙げた。

同橋を巡っては、米国側が建設費負担を拒否したため、カナダ政府が資金を拠出した経緯がある。建設は2018年に始まり、完成が間近となっている。費用は30年間の通行料で回収する。

カーニー首相は10日朝にトランプ大統領と、同橋を含む多岐にわたる問題について協議したと明らかにしたものの、詳細には踏み込まなかった。

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