明治安田J1百年構想リーグ WEST 第1節
日時:2026年2月8日(日)13:08キックオフ
会場:ベスト電器スタジアム/10,849人
結果:アビスパ福岡 1-1(PK 6-5) ファジアーノ岡山
得点:[岡山]松本昌也(44分)、[福岡]前田快(78分)

◎木山隆之監督(岡山);
Q:試合を振り返って
「お疲れ様でした。非常に寒い中でしたけれども、結果は1対1で、ペナルティーキック戦の結果、我々が1ポイント、アビスパさんが2ポイントという結果に収まりました。
試合を総括すると、前半はまあまあ良かったかなと。後半、ちょっと押し込まれる時間が立ち上がりから続いて、それをなんとか自分たちのペースに戻したかったんだけれど、戻せない中で失点をして、そこからは自分たちも少しアジャストして一進一退の展開だったかなと思いますけれど、最終的にはPKになったというような試合だったと思います。非常に難しい部分はありますけれど、新しい選手たちが非常にしっかりプレーを示してくれたということ、既存の選手たちも自分たちのベースをしっかり出したという点では、決して悪い試合ではなかったかなと思います。ただ、やっぱり勝ちにこだわってやっていくことが必要なので、失点をしない、2点目を取る、そういうところには、やはりもっとこだわっていかないといけないかなと。そのためのゲームを動かしていく力というのは、後半は少し足りなかったかなと思うんで、もう少し、レベルアップしていきたいなと思います。ただ、初戦に関して言うと、アウェイで準備期間もいつもよりなかなか少ない中で、少し電池が切れた部分もあったかもしれないですけれども、よく選手たちは戦ってくれたと思うんで、これをまた次に繋げていきたいというふうに思います」

Q:開幕のスタメンの4人が新加入選手だったと思います。今日の11人というのは、どのような思いで送り出したメンバーだったのでしょうか?
「常々言っていますけれども、日々のピッチで見えてるものが全てだと思うので、キャンプから今週のトレーニング、その中でベストだと思う11人を選びました」

Q:その中で小倉選手は、特別指定の承認が出てから間もなくの開幕スタメンでした。どのようなところを評価されて出されたんでしょうか?
「今週のトレーニングでも、我々のチームの中に入ってもやっぱり高いレベルのプレーを見せていましたし、昨年の末に練習参加した時にも、あっという間にチームにフィットできる資質を示しているので、使うということに関してはそんな躊躇がなく、ある程度、土俵に乗せた中で、誰がいいんだろうという中で選んでいっただけです」

Q:今日のパフォーマンスはどんなふうにご覧になっていますか?
「非常に良かったと思います。立ち上がりとか、少しプロの選手相手との距離感とかで少し守備の行き方を間違ってしまったりとか、取った後の判断が少し遅れてしまってロストするシーンが何シーンかありましたけれど、それでもすぐにアジャストしていく能力があるんで、試合の終盤には自分でゲームをコントロールできる、ボールをコントロールできる状況になっていったと思うので、これからもっともっと良くなるというふうに思います」

Q:宮崎キャンプを含めて、チーム全体として、前進する際にボールをつなぐということにチャレンジしてきたかと思いますが、今日の試合を見られて、その辺りの手応えの部分では、どのように感じていますか?
「100パーセントできたとは思っていないです。初戦ということもあって硬さもあって、もう少ししっかりボールを間に入れていける瞬間でも横に出してしまったり、下げてしまったりというシーンもありましたけれど、後半1点を追いつかれて、自分たちがもう1点必ず取らなければいけないというシチュエーションになって、どんどんそういうプレーが出てきたので、そこはもっと試合の最初からやれるのかなという思いもあるし、もっともっと突き詰めていきたいなというふうに思います」

Q:PK戦について、教えていただける範囲で教えていただきたいんですけれど、PKの順番というのは監督が決めているのか、立候補とかで決められているのか、どのような感じにされているのでしょうか?
「キャンプでの練習試合に関しては、一切口を挟まずに、選手たちに順番を自分で決めて蹴ってもらいました。今日に関しては、終わった瞬間に僕が1番から11番まで並べてやりました。外れちゃいました。外した選手に責任はないですけど、また練習を見ながら、また考えたいなと思います」

Q:工藤選手はPKは残念でしたけど、最初からガツンと守備に行くところだったり、開幕スタメンというところがありましたけど、彼のプレーの評価はどうされていますか?
「守備ではスペースを取られることがほとんどなかったし、前向きな守備でボールを奪うことも多々あったし、そこからのフィードも昨年からは向上しているし、後ろで1つボールを落ち着けた時の、そのプレッシャーの出口になる持ち運びとか、間に入れるパスも悪くなかったと思うし、ほんとうに自信持ってプレーしているなと。髪の毛が赤いのがとっても…、怒っちゃダメですね。素晴らしいと思うし、もっともっとやればいいんじゃないかなというふうに思っています」

Q:あの髪の色はファジレッドと解釈しておきます。
「そうなの?なんか紫っぽく見えるから、なんかそういうアピールかなと思ったりもしたんだけど、違うんですね」

Q:2点目へのトライというところで、2トップにして中盤の選手が3人、宮本選手を含めて入ったと思うんですけど、あの辺りのプレスの出来栄えだったり、ゴールを攻める迫力というところは、どういうふうにご覧になっていますか?
「普段、我々は昨年からもする時はあったけど、今年になってからまったくもってトレーニングできていなかったので『ぶっつけ本番』だったんですけれど、プレスはうまくかけられたとは思わないです。ただ、ボールを持った時の真ん中の落ち着きと、ツートップにボール入れていくのはそれなりに入っていたかなと思います。そこから先にどうゴール前に繋げていくかとか、そういうところは少し未知数な部分はありましたけど、少しスクランブル的な形になったので、そこはあんまり評価するのはかわいそうかなというふうに思います」

Q:ルカオ選手だったり、田上選手だったり、キャンプでいいプレーをしていた選手が今日不在になって、ちょっと驚いた部分もあったんですけれど、アクシデントもあったのかなと思いながらですけど、今日はどういう風にオーガナイズしようということだったのでしょうか?
「今週の頭にはもう少し選手がいたんですけど、ちょっとコンディション、今日の試合に関しては、コンディションが整わない選手が何人かいて、ただ、それもシーズン中では起こることで、その中でチャンスを得た選手がしっかりプレーするということが大事だと思います。今日に関しては、それをやってくれた選手が何人もいたので、そこは非常にポジティブだなというふうに捉えています」

[中倉一志=取材・構成・写真]