ロシアからの「中立選手」は開会式行進せず ウクライナ選手団は46人 ミラノ冬季五輪

開会式で入場するウクライナ選手団 =6日、ジュゼッペ・メアッツァ競技場(佐藤徳昭撮影)

ミラノ・コルティナ冬季五輪が6日(日本時間7日)に開幕し、ミラノのジュゼッペ・メアッツァ競技場(通称サンシーロ)を中心に開会式が行われた。

ロシアに対しては2024年パリ五輪と同様の対応が取られた。ウクライナに軍事侵攻したロシアと同盟国ベラルーシの選手について、国際オリンピック委員会(IOC)は個人資格の中立選手(AIN)の参加を容認したが、団体競技の参加や開会式での行進は認めなかった。国旗や国歌の使用も禁止される。

IOCは、積極的に侵攻を支持する選手や軍や治安当局の所属選手を対象外としたうえで、各国際競技連盟の出場基準を満たした選手の中から審査してAINを認定。フィギュアスケート女子でロシア選手権3連覇中のアデリア・ペトロシャンのほか、アルペンスキー、スピードスケート、リュージュ、新競技の山岳スキーの選手ら20人が今大会にエントリーされた。

ウクライナの選手団は46人で、種目別ではバイアスロンとリュージュが10人ずつで最多となった。

22年北京五輪の閉幕4日後からロシアの侵攻が始まって約4年。旗手のスケルトン男子のウラジスラフ・ヘラスケビッチは誇らしげに国旗を高く掲げて指差し、国旗カラーのユニホームに身を包んだ選手らは晴れやかな表情で入場行進した。(宝田将志)