国内初の「荷物専用新幹線」が6日、盛岡市の新幹線車両センターでお披露目されました。荷物だけを運ぶ新幹線、その狙いとは。

こちらが、その「荷物専用新幹線」です。廃車になる予定だった山形新幹線の1編成7号車をすべて改造してつくられました。車両に東北を始めとした地方の地場産品がデザインされています。

車両の中は。

野上記者
「もともと客室だったこちらの車両、改造して滑り止め加工が施されるなど、輸送に特化した内装になっています」

もともとあった座席を全て取り外し、スペースを確保したほか、ベルトを使って荷崩れを防ぐなど、より多く、確実に荷物を運ぶための工夫が施されています。

「荷物専用新幹線」の運行でまず期待されるのが「物流問題」の解決です。新幹線はトラックと比べて、二酸化炭素排出の大幅な削減につながるうえ、少ない人手と短い時間で多くの荷物を運ぶことができるため、ドライバー不足の解消などが期待されています。

さらに…

東日本旅客鉄道株式会社 堤口貴子さん
「地域のものを首都圏の方に運んで市場で展開することで、地方創生ということも考えている」

災害時には、食料など支援物資の輸送にも活用していきたいということです。
これまでも一部の新幹線の客室を使って荷物の輸送が行われてきましたが、荷物だけを運ぶ車両は国内初で、今後は利用者の要望も聞きながら運行していくということです。

「荷物専用新幹線」は、盛岡・東京間の上り線で3月23日から平日のみ1日1本の運行を予定しています。