
お披露目された花嫁のれん=白山市の金城大で
金城大(白山市)の学生らが彩色を体験した加賀友禅の「花嫁のれん」のお披露目が6日、同大であり、学生や制作に携わった加賀友禅作家らがテープカットをして完成を祝った。
花嫁のれんの制作は、産業や工芸による地域活性化を目的に、加賀友禅を研究する同大総合経済学部の荒木由希助教が実施した。昨年9月から講義の一環で、同学部の学生がデザインを考案。11月末にかけて学生や白山市松陽小学校の児童、地域の障害者ら約300人が彩色を体験し、今年1月下旬に完成した。
のれんは「金沢らしいもの」がテーマで、金沢駅の鼓門や金沢城、金沢カレーなどを色彩豊かに描いている。今後、金沢市内の病院や松陽小などでの展示を計画する。荒木助教は「いろんな人が参加したが、皆で一つのハーモニーになり、まとまった仕上がりになった。あと5年ほどは続けて、伝統工芸で地域をつなげたら」と話した。(中尾真菜)
