衆議院選挙の立候補者の公約や意気込みを紹介するシリーズ「候補者を追う」です。最終回は、前職と元職、新人による三つどもえの戦いとなっている「岩手3区」です。

「岩手3区」は、内陸部の北上市や花巻市など7つの市と町がエリアです。
届け出順に中道改革連合の前職、小沢一郎候補83歳、自民党の元職、藤原崇候補42歳、参政党の新人、及川泰輔候補47歳の3人が立候補しました。

■小沢一郎候補
「この日本のね、将来をきちんと方向づけるような国民の生活が第一という原点に返った政治を実現するために」「みなさんのお力で、私に働かせてください」

小沢候補は奥州市出身の83歳。当選回数は前職の国会議員で最多の19回を誇り、これまでに、民主党の代表などを歴任しました。

小沢候補は公約として「食料品の消費税ゼロパーセントによる家計の支援」、「地方への新たな産業の集積による持続的な賃上げの環境の整備」などを訴えます。

公示日以降、候補者の応援で全国を飛び回る小沢候補。県内での活動は限られますが、地元の後援会組織などに支えられながら国民の生活が第一の政治の実現を目指します。

小沢候補
「目指すのは高市総理の退陣だ」「今回の新党(中道改革連合)は 今も言ったように大いなる変革の第一歩だ」「健全な保守層の上に立った健全な内閣を作るようにしたいと思う」

■藤原崇候補
「間違いなくこの県南の地域は、北東北で一番栄えているそういう地域にしていくことができます」「勝って、働いて働いて働いて、 良い地域をを作ってお返しをしていきたいと思います」

藤原候補は西和賀町出身の42歳。2012年の衆院選で初当選し、4期12年の国会議員時代は、復興政務官や財務政務官などを務めました。

藤原候補は公約として「食料品の消費税減税などの物価高対策の強化」や「出産費の無料化とともに産前産後ケアを拡充すること」などを訴えます。

前回の選挙で敗れてからおよそ1年3か月、地域をくまなく歩き、多くの人たちの声に耳を傾けてきた藤原候補。「責任ある積極財政」を推進するため、国政への返り咲きを誓います。

藤原候補
「自動車や半導体含めて非常に大きな産業がある。これに対する投資を国としても大きくやって」「そしてそれと同時にそこで働いている方々も増えて一部の方々にはこの地域に住んでいただく、そして、活気をさらに作っていく、そういうことをやっていって強い経済もやって(作って)いきたい」

■及川泰輔候補
「まずは私のような日本の中間層、その中間層の豊かさを取り戻していきましょうという そういった意味で、まず日本人を第一に考えてやりましょうというのがこの日本人ファーストなんです」

及川候補は宮城県登米市出身の47歳。現在、奥州市で暮らしています。国政選挙への挑戦は、参政党の公認候補として出馬した去年の参院選に続き、2回目です。

主な公約として「減税と社会保険料の削減で国民負担率を35パーセントに抑えること」、「0歳から15歳までの子ども1人あたり月10万円の給付金」などを掲げています。

去年の参院選を戦う中で、現役世代や子育て世代とのつながりが強くなったという及川候補。国民一人ひとりが主役になる政治の実現を目指します。

及川候補
「自分たちより下の世代の方々を しっかり応援していきたい」「世代交代ではなくて主役交代」「この主役というのは、私たち普通の国民の手に政治を取り戻していきましょう ということを、皆さんも政治を他人事にしないで、自分事として考えていきましょうということを訴えさせていただきたい」

衆議院選挙の投票と開票は、2月8日に行われます。