「このメンバーたちは、自分が見せたいイメージや肩書ではなくて、その奥にある本当の自分の姿を受け入れてくれていると感じます。その安心感に何度も救われてきましたし、そう信じられたことで、自分の価値観も少しずつ変わっていきました」(sogumm)
2025年11月に初のソロアルバムをリリースしたMudd the studentやLeesuhoも自身の変化についてこう振り返る。
「Balming Tigerとして活動を始めて、ようやく社会に出たと感じました。最初は自分のことしか見えていませんでしたが、ひとりひとりがまったく異なる特徴を持つメンバーと多くの時間を過ごす中で、自分と彼らの違いを知り、受け入れることで、より多くのことが得られると気づきました。メンバーは友人でもあり、同時に先生でもある。真剣に向き合うほど、多くのことを学べるのです」(Mudd the student)
「以前は世界を少し歪んだ目で見ていた部分があったと思います。でもメンバーと過ごすうちに、物事をもっとシンプルに、素直に受け取れるようになってきた。そうすることで、より多くのことが見えるようになった気がするんです」(Leesuho)
最後に、今後の活動の展望や理想像について尋ねると、Omegaは「できるだけ長く、白髪になるまで一緒に活動していきたい」と笑った。
好みや価値観、時には音楽的志向も異なる多様なメンバーたちがまとまってコレクティブとして活動を続けていくことは決して簡単ではない。そう前置きしたうえで「日々感じる難しさや不確実性も含めて、一緒に音楽を作る過程を楽しみながら、お互いに成長していくことが僕たちの大きな目標」だと語る。
「もちろんこれからより大きな舞台に立ちたい、もっと世界で活躍したい、という思いはあります。ただ、Balming Tigerの未来と同じくらい、それぞれがどんな人生を歩むかが重要だと思っています。心からメンバー全員に幸せでいてほしいですし、様々な経験を通して、豊かに、自由に生きてほしい。それぞれの生き方や人間的な成長が、Balming Tigerの音楽や表現に自然と反映されていくと思うからです。人生を生きること、それが一番大事だと思います」(Omega)
