エプスタイン氏のロシア工作員説、大統領府が一蹴 「時間の無駄」

写真はロシア大統領府のぺスコフ報道官。 1月22日、クレムリンで代表撮影。REUTERS

[モスクワ 5日 ロイター] – ロシア大統領府は5日、性的人身売買で起訴され自殺した米富豪ジェフリー・エプスタイン氏がロシア情報機関の工作員だった可能性があると示唆する西側メディアやポーランド首相の主張について、根拠がなく、質問に答えるのは時間の無駄だとして一蹴した。

ポーランドのトゥスク首相は3日、同国政府がエプスタイン氏とロシア情報機関のつながりの可能性について調査を開始すると表明した。同首相は主張の根拠を示さなかったが、欧米メディアではここ数日、エプスタイン氏が富裕層や権力者に関する不利な情報を収集するロシアの工作員だったのではないかとの見方が浮上している。

ロシア大統領府のペスコフ報道官はロイターの質問に対し「そうした説については冗談を言いたいところだが、時間を無駄にするのはやめよう」と述べた。

ロシア当局者はこうした主張について、米欧の有力者らの偽善を露呈したスキャンダルから世間の目をそらすために展開されているとしている。

米司法省が公表したエプスタイン氏に関する資料では、ロシアが数千回にわたり言及されている。また、エプスタイン氏が接触していた若い女性の中にはロシア出身者もいたとされる。

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