昨年8月に亡くなった奈良市出身の洋画家、絹谷幸二の作品を展示する大阪市北区の「絹谷幸二 天空美術館」(梅田スカイビルタワーウエスト27階、入館料大人1300円・大高中生800円)が、入館引換券(有効期限なし)を本紙読者5組10人に。6月29日まで、絹谷の半世紀を超える画業の軌跡を回顧する展覧会「追悼 絹谷幸二」を開催している。

 大胆な造形美と生命力豊かな色彩で人々を魅了してきた絹谷作品。画題は日本の仏像や古代神話から富士山や伊ベネチアの風景まで幅広く、戦争や自然破壊への警鐘を鳴らす作品も。

 

 開催中の追悼展では東京芸術大学在学時の初期作品から、ベネチア留学時のアフレスコ画や模写、長野冬季五輪公式ポスターの原画「銀嶺の女神」、70歳で挑戦した「無著・世親」、最晩年の「彩雲渡る宝船」まで、1960年代~2020年代の作品を一堂に展示し、絹谷芸術の変遷をたどる。

 問い合わせは同館、電話06(6440)3760。

 

 

※2026年2月4日付・奈良新聞に掲載