米、重要鉱物価格の下限設定制度を構築へ=副大統領

写真はバンス米副大統領。ワシントンで4日撮影。REUTERS/Jonathan Ernst

[ワシントン 4日 ロイター] – バンス米副大統領は4日、ワシントンで開催された重要鉱物のサプライチェーン強化に向けた初の閣僚級会合で、同盟国による重要鉱物に関する「貿易圏」の構築を提案した。市場のゆがみを防ぐため、協調的な重要鉱物価格の下限を設定したい考えを強調した。

会合は米国が主催し、日本や韓国、ドイツ、インド、オーストラリアなど55カ国が参加した。

バンス副大統領は冒頭の演説で、国内製造業に悪影響を及ぼすような安価な重要鉱物が市場にあふれる状況を防ぎたいと強調。生産における各段階で重要鉱物の参考価格を設定し、適正な市場価値が反映されるよう、この参考価格が「最低価格として機能する」と述べた。

ルビオ米国務長官は中国には直接言及せず、重要鉱物資源が「一国の手に大きく集中している」とし、この状況が「地政学上の影響力行使の手段」になっているという認識を示した。

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