[3日 ロイター] – 米国株式市場は反落して取引を終えた。人工知能(AI)がソフトウエアメーカーの競争を激化させるとの懸念から、アルファベットとアマゾン・ドット・コムの決算発表を週内に控えて警戒感が広がった。
エヌビディア(NVDA.O), opens new tab、マイクロソフト(MSFT.O), opens new tabが3%近く下落。それぞれ4日と5日に決算を発表するアルファベットとアマゾン(AMZN.O), opens new tabは1.2%安、1.8%安となった。
AI新興企業アンソロピックが先週末に生成AI「クロード」の法務ツールを発表したことなどを受け、AIの普及によって競争激化や利益率低下に直面する可能性のあるハイテク企業を巡る懸念が強まった。
Bライリー・ウェルスのチーフ市場ストラテジスト、アート・ホーガン氏は「AIの進歩によって混乱に直面する可能性のある多くのソフト企業を注視している」と述べた。
セールスフォース、データドッグ(DDOG.O), opens new tab、アドビ(ADBE.O), opens new tabは約7%、シノプシス(SNPS.O), opens new tabとアトラシアン(TEAM.O), opens new tabは約8%、インテュイット(INTU.O), opens new tabは約11%、それぞれ急落。
前日発表した決算が好調だったデータ解析企業パランティア(PLTR.O), opens new tabはこの流れに反して7%近く上昇した。 もっと見る
S&P総合500種ソフトウエア・サービス指数(.SPLRCIS), opens new tabは3.8%安で5営業日続落となった。
オールスプリング・グローバル・インベストメンツのシニア・ポートフォリオ・マネジャー、ジョン・キャンベル氏は「相場は割高になっており、期待も非常に高い。多くの分野、特にAI関連は完璧を想定した価格設定で、投資家を神経質にしている」と述べた。
肥満症治療薬を手がけるデンマーク製薬大手ノボノルディスクが通期売上高の減少を予想したことを受け、ヘルスケア株も売られた。
ノボの米上場株が15%近く急落したほか、イーライリリー(LLY.N), opens new tabが3.9%安となった。
ウォルマート(WMT.O), opens new tabは約3%高。同社の時価総額はこの日、初めて1兆ドルを突破した。 もっと見る
ウォルト・ディズニー(DIS.N), opens new tabは0.2%安。テーマパーク部門トップのジョシュ・ダマロ氏を次期最高経営責任者(CEO)に昇格させる人事を発表した。同社を長年率いてきたボブ・アイガー現CEOは年末に退任する。 もっと見る
ペイパル(PYPL.O), opens new tabは20%急落。2026年の利益見通しが市場予想を下回った。
S&P500構成銘柄(.AD.SPX), opens new tabでは値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.2対1の比率で上回った。
米取引所の合算出来高は235億株。直近20営業日の平均は196億株。
LSEGデータに基づく暫定値です。前日比が一致しない場合があります
※米国株式市場
