福岡県宗像市、古賀市、福岡市東区の一部などを選挙区とする福岡4区には、画面左から届け出順にご覧の3人が立候補しています。2年前の衆議院選挙で福岡4区では、いわゆる「裏金問題」がクローズアップされました。候補者たちは「政治と金」について、どう考えているのでしょうか。
6期目を目指す自民党の前職に、前回、比例で復活当選した国民民主党の前職と、参政党の新人が挑む福岡4区。
2月1日、自民党の前職・宮内秀樹さんは福岡県福津市で松林の清掃活動に参加していました。
■参加者
「秘書時代からのお付き合いですから、長いですよ。頑張ってください。」
最大の強みは、衆議院議員を5期務めた実績と培ってきた人とのつながりです。
■自民・前 宮内秀樹氏(63)
「地域の方々と一緒にいろんな話をしたり活動したりする中で、いろんな話が出てきますよ。」
今回の選挙では、これまであった公明党の支援がなくなりましたが、序盤情勢では優位に立っています。
■宮内氏
「過半数なければ予算も通らない、法案も通らないわけですから。私が必ず1議席を死守して高市首相をしっかり支える。」
“高市人気”の追い風を感じる一方で、気になるのは「政治と金の問題」が発覚した自身への信任です。前回の選挙では、派閥からの寄付金161万円の政治資金収支報告書への不記載が明らかとなり、いわゆる“裏金議員”と呼ばれ厳しい戦いを強いられました。
■宮内氏
「ちゃんとするということがいかに大切なのか、人を裏切るというような行為になるわけですから。そういうことをやっちゃいけないということは強く、前回の選挙の時に反省をしております。その上で、未来志向でこの国を前向きに新しい日本をつくっていく。」
この「裏金問題」について「みそぎは済んでいない」と語気を強めるのは、国民民主党の前職、許斐亮太郎さんです。
■国民・前 許斐亮太郎氏(51)
「みそぎと言うのならば、やっぱりしっかり法案を作って自分たちを律する法案を作るべき。私は小選挙区で勝つことで、本当のみそぎをしてもらうというのは大切だと思う。」
ただ、街頭演説では「政治と金」への批判を繰り返すことはせず、政策論争をしたいと電気料金の引き下げや米の増産などを訴えます。課題は知名度だと話します。
■許斐氏
「皆様の声を聞きたい、皆様に声を届けたい。」
選挙5日目となったこの日、初めて自転車での遊説を取り入れました。
■許斐氏
「リアクションも増えますし、交差点で止まりますので。声をかけてくれたり、いろんな声が聞けますので本当に効果はあるのかなと思います。」
■参政・新 原田祐一氏(52)
「本来の日本を取り戻すために行動するときが来ています。」
前職2人に割って入りたいのが、参政党の新人・原田祐一さんです。選挙に出るのは今回が初めてです。
■原田氏
「政治されている側の気持ちが少し分かりました。」
去年の参議院議員選挙で、国民民主党とともに躍進した参政党。これまで政治を“見てきた側”として、古い政治の仕組みを変えて「政治と金の問題」を解決すべきと訴えます。
■原田氏
「個人でどうこうというよりも、やっぱり組織の在り方。政治と金の問題にかかわらず、既存政党はいろんなしがらみがあって。そもそもそうならないように仕組みを変えていかないといけない。」
政治と金の問題は今回、有権者の投票にはどう影響しているのでしょうか。
■有権者
「政治と金の問題は片付いていないんじゃないかと思っております。大いに考慮しています。」
「それほどきれいな人たちがやっていると思っていないので。そこよりも自分の生活に直結したことを考えてくれる党を。」
「その人の人柄、政党の考え方、党首の考え方を基準に投票しに来た。」
衆議院選挙は次の日曜日、2月8日投開票です。
