スペイン、16歳未満のソーシャルメディア利用禁止へ

写真はスペインのサンチェス首相。2025年12月、スペインのマドリードで撮影。REUTERS/Susana Vera

[マドリード 3日 ロイター] – スペインのサンチェス首相は3日、ドバイで開催中の世界政府サミットで演説し、16歳未満の子どもによるソーシャルメディアへのアクセスを禁止する方針を明らかにした。プラットフォーム企業には年齢確認システムの導入を義務付ける。

サンチェス首相率いる左派連立政権は、ヘイトスピーチやポルノ、偽情報がソーシャルメディア上で拡散しており、若年層に悪影響を及ぼしていると繰り返し批判してきた。

サンチェス氏は「子供たちは、本来一人で立ち入るべきではない空間にさらされている。われわれはもはやそれを容認しない。デジタル版の『無法地帯(ワイルド・ウエスト)』から子供たちを守る」と強調した。

同氏はさらに、違法なコンテンツや憎悪表現について、ソーシャルメディア企業の経営陣に責任を負わせる新法案を来週提出すると述べた。

また、検察当局がイーロン・マスク氏のGrok(グロック)、TikTok(ティックトック)、インスタグラム(META.O), opens new tabによる法的違反の可能性について、調査方法を検討していると語った。

オーストラリアは昨年12月、16歳未満の子どもを対象にソーシャルメディアの利用を世界で初めて禁止した。英国やフランスなども同様の年齢制限を検討している。

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