ロシア、新たな現実に備え 新START失効期限控え=外務次官

 2月3日 ロシアのリャブコフ外務次官(写真)は3日、米ロの核軍縮合意「新戦略兵器削減条約(新START)」の失効期限が迫っていることについて、核軍備制限のない世界の新たな現実を受け入れる準備ができていると述べた。写真は2025年11月、モスクワで撮影(2026年 ロイター/Anastasia Barashkova)

[モスクワ 3日 ロイター] – ロシアのリャブコフ外務次官は3日、米ロの核軍縮合意「新戦略兵器削減条約(新START)」の失効期限が迫っていることについて、核軍備制限のない世界の新たな現実を受け入れる準備ができていると述べた。

新STARTは両国が土壇場で何らかの2国間合意に達しない限り5日に失効する。

タス通信によると、北京を訪問中のリャブコフ氏は、新STARTの制限延長に関するロシアの提案に対し米国から回答がないことについて「回答がないことも1つの回答だ」と発言。両国の間で制限が全くなくなるという新たな現実にロシアは備えていると語った。

同氏は軍備管理に関する中国の立場を支持するとも表明した。

イラン情勢については、米国によるイランへの提案は、最後通告に等しいと指摘。また、米国がグリーンランドに大量のミサイル防衛システムを配備する場合、ロシアは軍事面で対抗措置をとらざるを得なくなると述べた。

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