左から、THE SEVENの赤羽智史CVO(チーフVFXオフィサー)、瀬戸口克陽CEO、M83のチョン・ソンジンCEO、ユン・ラウルCSO、Mortarheaddのノ・グクテCEO
株式会社THE SEVENは、韓国のトップVFXスタジオであるM eighty-three Co., Ltd.(以下:M83)と、VFX戦略的パートナーシップ契約を締結した。
同提携は、世界的なヒット作を生み出してきた日韓のトップスタジオがタッグを組み、アジア発のハイクオリティVFX映像コンテンツをグローバル市場へ展開するための強力な制作体制構築を目的としている。
アジア最高峰のクリエイティブを融合
THE SEVENは、Netflixシリーズ「今際の国のアリス」(シーズン3|制作協力)や「幽☆遊☆白書」など、革新的でハイエンドな作品をプロデュースしてきた。特に「幽☆遊☆白書」は、アジアン・アカデミー・クリエイティブ・アワード2024(AACA 2024)において視覚効果部門グランプリを受賞するなど、世界レベルのVFXプロデュース力が高く評価されている。
一方、M83はtvNドラマシリーズ「ヴィンチェンツォ」、Netflixシリーズ「Sweet Home -俺と世界の絶望-」(シーズン2・3)、「スペース・スウィーパーズ(勝利号)」(第42回青龍映画賞 技術賞受賞)など、韓国コンテンツの躍進を支えてきたVFXスタジオである。2024年8月にはKOSDAQへ上場し、10の専門子会社とともにIP開発からAI・映像R&D、イマーシブコンテンツまでを網羅する総合コンテンツ制作スタジオとして急成長している。
本パートナーシップにより、両社は以下の取り組みを推進する。
VFX制作における優先的かつ包括的な連携
企画・プリプロダクションから最終コンポジットに至る全プロセスにおいて協力体制を敷き、最高品質のVFXを実現する。
技術・ワークフローの共同研究開発(R&D)
両社の技術力を結集し、最先端のVFX技術や効率的なワークフローを共同で開発する。
グローバル市場への共同進出
国際共同制作を強化し、双方のネットワークを活用して世界市場での競争力を高める。
両社の代表作品によるVFXショーリールを公開
THE SEVENとM83グループ(M83・Mortarheadd・Gimpville)が手掛けてきた代表作のVFXショーリールを公開した。日韓トップスタジオのクオリティとスケール感が融合した映像を確認できる。
コメント
THE SEVEN 代表取締役社長・CEO 瀬戸口克陽氏
瀬戸口氏:世界中の視聴者を熱狂させるコンテンツを作るためには、国境を超えた才能の掛け合わせが必要不可欠です。韓国映像業界の進化を技術面で牽引してきたトップランナーであるM83とパートナーシップを結べることを、大変嬉しく思います。彼らの持つ圧倒的なVFX技術と、我々THE SEVENのVFXを駆使したストーリーテリングおよびプロデュース力が融合することで、まだ誰も見たことのないエンターテインメント体験を世界へ届けていけると確信しています。今後の両社のプロジェクトにぜひご期待ください。
THE SEVEN チーフVFXオフィサー 赤羽智史氏
赤羽氏:これまで数々のハイエンド作品に携わる中で、M83が生み出すクリエイティブの質の高さと、新しい技術への飽くなき探求心には常に敬意を抱いておりました。VFXは今や、制作の”仕上げ”ではなく、企画の根幹を支える”土台”です。M83という強力なパートナーと共に、プリプロダクションの段階から技術と演出を密接に連携させることで、効率的かつ爆発力のある映像表現が可能になります。日韓のクリエイティブの化学反応を、私自身も非常に楽しみにしています。
M83 CEO チョン・ソンジン氏
チョン氏:日本のコンテンツ産業と技術は、世界的に実証されたIP競争力の上に、長年にわたり蓄積してきた企画力と緻密さ、そして制作現場を完璧に回すシステムが結びつき、世界が信頼する基準を築いてきました。THE SEVENは、その強みを最も革新的かつ熟練した方法で具現化するスタジオであり、作品の完成度を通じて実力を証明してきた競争力あるパートナーです。
今回のパートナーシップは、日韓の底力を持つ企業が出会い、それぞれが培ってきた制作哲学と技術を、もう一段階緻密に結び付けることで、単なる協業を超えてシナジーがより一層高まる契機になると確信しています。
日本と韓国の強みを融合したハイエンドな制作体制と技術力で、私たちの底力を成果として証明し、グローバル市場で”アジア”の名が通用する新たな成功モデルを、THE SEVENとともに創り上げていきます。

