
写真はロシア安全保障会議のメドベージェフ副議長(前大統領)。1月29日、ロシアのモスクワ地方で撮影。メドヴェージェフ事務局提供。REUTERS
[モスクワ 2日 ロイター] – ロシア安全保障会議のメドベージェフ副議長(前大統領)は2日公開されたインタビューで、世界情勢は非常に危険な状況にあるとしつつも、ロシアは世界紛争を望んでいないと述べた。
メドベージェフ氏は、トランプ米大統領を評価し、米政府との接触が再開されたことは心強いと発言。ただ、西側諸国がロシアの利益を再三無視してきたとも主張した。
モスクワ郊外の自宅でロイターやタス通信などのインタビューに応じたメドベージェフ氏は「状況は非常に危険だ。痛みに対する閾値が下がっているようだ」と指摘。その上で「われわれは世界紛争に関心はない。正気を失っているわけではない」と語った。一方で「世界紛争の可能性を排除することはできない」とも述べた。
インタビューが行われた部屋には、メドベージェフ氏が欧州指導者に向けてサブマシンガンを構える漫画も飾られていた。
また、1月に起きたベネズエラやグリーンランドを巡る問題など、一連の世界情勢について問われると「あまりに多すぎた」と発言。ベネズエラのマドゥロ大統領について、もしトランプ氏が外国勢力によって「盗まれた」なら、米国は明らかに戦争行為とみなしただろうと述べた。
西側諸国がグリーンランドに対するロシアや中国の脅威を指摘していることについては、自らの行動を正当化するために捏造した「ホラーストーリー」だと否定した。
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