【写真を見る】貿易収支5年連続赤字も 魚介類の輸出が統計開始以降 最高額【2025年 長崎県貿易概況】

■魚介類輸出 : 韓国向け「活魚」が牽引し、46年ぶりの高水準に

品目別では、魚介類の輸出額が前年から53.4%増の55億8,200万円となり、比較可能な1979年の統計開始以来、最高額となりました。

特に韓国向けの輸出が好調で、その中心は「活魚」だということです。

長崎税関では「数量の伸びに比べて金額が大きく上がっていることから、単価が上昇していることも考えられる」としています。

■全体輸出は3年ぶり減

長崎県全体の輸出総額は2,395億4,100万円で、前年比4.6%減と、3年ぶりにマイナスへ転じました。

船舶類は微減 : 輸出の約9割を占める船舶類は、前年比3.0%減の2,106億3,000万円でした。

再輸出品の大幅減 : 減少額が最も大きかったのは「再輸出品(一度輸入したものを加工せず輸出する貨物)」で、前年から64億9,000万円減少しています。

■資源価格下落で 輸入は3年連続マイナス

一方、輸入総額は2,696億3,100万円(前年比21.2%減)で、3年連続のマイナスとなりました。

燃料輸入の減少 : 輸入の約87%を占める石炭やLPG(液化石油ガス)などの「鉱物性燃料」の価格が落ち着いたことにより、輸入額が大きく押し下げられました。

■5年連続の貿易赤字

輸出から輸入を差し引いた貿易収支は-300億9,000万円と5年連続で赤字となりましたが、輸入額の減少幅が大きかったため、赤字幅は前年(2,165億円の赤字)から大幅に縮小しています。

長崎放送