
ドイツ・フランクフルトの高層ビル街、2016年撮影 REUTERS/Ralph Orlowski/File Photo
[フランクフルト 30日 ロイター] – 欧州連合(EU)統計局が30日発表した昨年第4・四半期の域内総生産(GDP)は前期比0.3%増と、市場予想の0.2%増を上回った。消費と投資が加速し、輸出の低迷と米国の貿易政策に起因する高い不確実性を相殺した。
前年同期比では1.3%増加し、エコノミスト予想の1.2%増を上回った。
米国との貿易戦争や中国との輸出競争、ウクライナでの軍事紛争にもかかわらず、ユーロ圏は著しい回復力を示した。
国別ではスペインのGDPが0.8%増とエコノミスト予想を上回り、引き続き成長の原動力となった。ユーロ圏最大の経済国であるドイツも0.3%増と、市場予想の0.2%を上回った。長年の苦境から脱しつつある兆しが見られた。
INGエコノミストのカーステン・ブジェスキ氏はドイツの成長率について、「確かに控えめだが、過去3年間で最高だった」と指摘。「新規受注の増加と在庫の減少は、少なくとも産業の緩やかな回復を示唆している」と述べた。
イタリアも0.3%の成長となり、予想を上回った。一方、政治的混乱に見舞われたフランスは予想通りの0.2%拡大にとどまった。
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