ウクライナ中銀、主要金利15%に引き下げ インフレ鈍化で

ウクライナ中央銀行は29日、インフレ率の鈍化と今年の国際金融支援の見通しが明確になったとして、主要政策金利を現行の15.5%から15%に引き下げることを決定した。写真はアンドリー・ピシュニー総裁。昨年10月撮影(2026年 ロイター/Yurii Kovalenko)

[キーウ 29日 ロイター] – ウクライナ中央銀行は29日、インフレ率の鈍化と今年の国際金融支援の見通しが明確になったとして、主要政策金利を現行の15.5%から15%に引き下げることを決定した。

昨年12月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比8%上昇まで鈍化しており、中銀は1月も引き続き低下すると予想している。アンドリー・ピシュニー総裁はインフレ圧力が着実に低下し外部資金調達を巡るリスクが低減したため、金融緩和局面に着手することを決めたと述べた。政策金利は2025年の大半を通じて据え置かれていた。

ただ、中銀は声明で、エネルギーインフラに対するロシアの爆撃が強まっている影響でインフレ期待が高止まりしていると述べた。今年末時点のインフレ率を7.5%と見込んでいる。

中銀当局者は26年のウクライナの経済成長がエネルギー不足のために緩やかなペースで続くと予想し、26年の国内総生産(GDP)伸び率を前年比1.8%と想定している。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab