
欧州連合(EU)のカラス外交安全保障上級代表(外相)。2024年11月12日、ベルギー・ブリュッセルで撮影。REUTERS/Johanna Geron
[ブリュッセル 29日 ロイター] – 欧州連合(EU)のカラス外交安全保障上級代表(外相)は29日、欧州が独自の軍隊を創設することは考えられないと述べた。
トランプ米大統領がデンマーク自治領グリーンランドの領有を主張し、欧米間の緊張が高まる中、欧州委員会のクビリウス委員(防衛担当)らは欧州独自の軍事力を創設する案に言及している。
カラス氏は外相会合に先立ち「欧州各国はそれぞれ軍隊を擁している。23カ国の軍隊はNATO(北大西洋条約機構)の構造の一部でもあるため、欧州が独自の軍を創設することは想像できない」と強調。
「軍では、何かが起こったときに誰が誰に命令を下すかが明確になるよう、非常に理解しやすい指揮系統が必要だ。並行した構造を作れば、状況はさらに不透明になるだけだ」と述べた。
欧州独自の軍創設構想を巡っては、ルッテNATO事務総長も否定的な考えを示している。 もっと見る
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