
ロンドン自動車ショーで2024年3月撮影。 REUTERS/Peter Cziborra
[27日 ロイター] – 欧州での昨年12月の自動車販売が、100%電気で走る自動車がガソリン車を初めて上回ったことが欧州自動車工業会(ACEA)が27日発表したデータで分かった。
ACEAによると、欧州連合(EU)、英国、欧州自由貿易連合(EFTA)を合わせた2025年12月の自動車販売台数は7.6%増の120万台となった。通年では2.4%増の1330万台。
12月の登録台数をメーカー別に見ると、フォルクスワーゲン(VOWG.DE), opens new tabとステランティス(STLAM.MI), opens new tabがそれぞれ10.2%と4.5%増加する一方、ルノー(RENA.PA), opens new tabは2.2%減少した。テスラ(TSLA.O), opens new tabは20.2%減少したものの、BYD(002594.SZ), opens new tabは229.7%増加した。
欧州全体の自動車販売は6カ月連続で前年比増を維持しており、25年の総登録台数は過去5年間で最高となったが、コロナ禍前の水準を依然として大きく下回っている。
EUの自動車販売台数は12月に5.8%増の約100万台、通年では1.8%増の1080万台となった。
12月のバッテリー電気自動車(BEV)、プラグインハイブリッド車、ハイブリッド電気自動車の登録台数はそれぞれ51%、36.7%、5.8%増加。合わせてEU登録台数の67%を占め、24年12月の57.8%から上昇した。
独立系自動車アナリストのマティアス・シュミット氏は、ガソリン車の販売減少は、一部が排出ガス低減にわずかな貢献しかしない「マイルド・ハイブリッド車」に分類が変更されたことが一因と指摘。「純粋な電気自動車が欧州全域で内燃エンジン搭載車を完全に追い越すには、あと5年ほどかかるだろう。それでもこれは出発点と言える」と述べた。
Eモビリティ・ヨーロッパのクリス・ヘロン事務局長は、欧州ブランドが手頃な価格の新型EVを投入しており、各国が新たな奨励制度を提供していると述べた。「消費者の賛同が得られている」とし、26年もEVの販売が欧州全域で伸び続けると予想した。
The stacked bar chart shows the share of new car registrations in the EU in 2025 and 2024. Electric vehicle sales accounted for 61% of the total vehicle sales in the European Union.
The lines chart shows the evolution of battery-electric and petrol car sales between January 2022 and December 2025.
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