
2024年の中国によるアフリカ向け新規融資は21億ドルと前年からほぼ半減し、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)以来、初めて減少に転じたことが、米ボストン大学グローバル開発政策センターが21日公表したデータで明らかになった。写真は中国人民元紙幣。2022年5月撮影(2026年 ロイター/Dado Ruvic)
[ヨハネスブルグ 22日 ロイター] – 2024年の中国によるアフリカ向け新規融資は21億ドルと前年からほぼ半減し、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)以来、初めて減少に転じたことが、米ボストン大学グローバル開発政策センターが21日公表したデータで明らかになった。
24年の融資額はピークだった16年(288億ドル)の1割未満にとどまり、融資対象が鉄道や道路などの大規模インフラプロジェクトから、より小規模で採算の取れるプロジェクトに移行したことを反映しているという。
中国の対アフリカ融資は、12年から18年まで年間100億ドルを上回っていた。同センターはリポートで「10億ドル規模のプロジェクトの時代が終わりつつある中、中国の金融手段の発展は新しい、より選別的な関与の局面を明らかにするかもしれない」との見方を示した。
同センターのデータベースは2000年以降の対アフリカ融資を追跡しており、中国の巨大経済園構想「一帯一路」の初期に特徴的だった大型プロジェクトへのドル建ての融資から、対象を絞った、より小規模な人民元建て融資に次第に移行した状況を明らかにしている。 リポートは中国が「人民元建て融資、アフリカ諸国の国内銀行を介した中小企業向けの再貸し出し(オンレンディング)、外国直接投資(FDI)の活用を増やしている」と説明。また「より慎重な直接投資を、コスト削減や債務リスク抑制、持続可能な成長目標の支援を図る市場ベースの金融手段と組み合わせるパターンがデータで示されている」と分析した。
The chart shows the value of Chinese loan commited to Africa between 2000 and 2004 in billions of USD. A record was reached of nearly 30 billion dollars in 2016 partly due to a 10 billion dollar refinancing in Angola
A graph showing Chinese loan commitment to individual countries. The bulk of lending has been to Angola, Ethiopia, Kenya, Zambia, Nigeria and Egypt
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