トランプ氏の「平和評議会」、中国も招待

写真は1月19日、米フロリダ州の空港で、ワシントンに向けて出発する大統領専用機に搭乗前に取材に答えるトランプ米大統領。REUTERS/Kevin Lamarque

[北京 20日 ロイター] – 中国外務省の報道官は20日、トランプ米大統領が提唱する世界的な紛争解決を目的とした「平和評議会」構想に中国が招待されていることを明らかにした。

米国は数十カ国に招待状を送付している。中国政府は招待を受諾するかどうかについては明言を避けた。

各国の政府はこれまでのところ慎重な反応を示している。外交官の間では、国連の機能を損なう恐れがあるとの懸念も出ている。

同構想はまずパレスチナ自治区ガザでの紛争解決に着手し、その後他の地域へ対象を広げる計画。評議会の議長にはトランプ氏が終身で就任する。

加盟国の任期は3年に制限されるが、1カ国当たり10億ドルを支払えばその限りではないという。

中国外務省の報道官は定例会見で「中国側は米国から招待状を受け取った」と述べた。受諾の是非についてはコメントを控えた。

トランプ政権のこの1年間の評価、特にベネズエラへの姿勢やグリーンランド併合の示唆について問われた報道官は、具体的な評価を避けた。

報道官は「この1年、中米関係は紆余曲折を経てきたが、全体としては動的な安定を維持している」とし、関係にある程度の変動があるのは想定内との認識を示した。その上で、国益を守りつつ、関係の一層の安定化に向けて米国と協力する用意があるとした。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab