ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2026.01.18 12:40

インドで野生のゾウが住民を襲撃し最小22人が死亡する事件が発生した。

インドメディアと英BBCなどによると、今の初めからインド東部ジャルカンド州西シンブム地区でオスのゾウ1頭が住民らを襲撃する事件が発生した。

このゾウは象牙が1本だけで比較的若い年齢と推定される。1日に35歳の男性を踏んで死亡させたこのゾウは、その後も周辺の村を歩き回りこれまで22人の死亡者を出した。

当局はこのゾウが攻撃性の高まる発情期に群れからはぐれて暴力性を帯びることになったものと推定している。

当局はゾウに麻酔剤を投与しようと試みたが3度の試みはいずれも失敗した。これに対し被害地域一帯にゾウ非常警戒令を出し住民に外出を控えるよう呼びかけている。また、これと同時に100人ほどを動員してゾウの行方を探している。

しかしこのゾウは過密な山林を1日に30キロメートルずつ動き追跡が難しい状況だ。

ジャルカンド州山林庁関係者は「この地域で1頭のゾウによりこれほど多くの死亡者が発生したのは初めて。最優先課題はゾウを捕獲して群れに合流させ安全に野生に送り返すこと」と説明した。

インドは最近森林伐採によってゾウの生息地域が減り、ゾウに襲撃され人命被害が発生する事故が相次いでいる。英紙ガーディアンによると、この5年間にインドでゾウのためにけ死亡した人は2800人を超えるという。