2026年に入って突然耳にするようになった、地球の「西半球」という言葉。ベネズエラを攻撃したトランプ大統領が「西半球はアメリカの縄張りだ」と主張していますが、もう一方、中国とロシアが覇権を強める「東半球」で、日本にはどのようなリスクが迫っているのでしょうか。
【写真で見る】世界「10大リスク」 トランプ氏関連が4つ
■ベネズエラ大統領拘束の次は グリーンランド領有か
星条旗の柄に色づけされた、デンマーク自治領・グリーンランド。トランプ政権の高官の妻が3日、SNSに投稿したもので、傍らには「もうすぐ」といった文言も…
トランプ大統領(9日)
「穏便な方法で取引をしたいが、だめなら強硬手段に出るつもりだ」
9日、グリーンランドの領有に向け、軍事力の行使を示唆したトランプ大統領。
そのアメリカが他国の元首を襲って拘束するという、耳を疑うようなニュースで幕をあけた2026年。世界の「10大リスク」が5日、発表されました。
■世界「10大リスク」のうち4つがトランプ氏絡み
【世界の10大リスク】アメリカ調査会社 ユーラシア・グループ発表
1.アメリカの政治改革
2.「電気国家」中国
3.ドンロー主義(ドナルド・トランプ版 モンロー主義)
4.包囲される欧州
5.ロシアの第2の戦線
6.アメリカ式国家資本主義
7.中国のデフレ
8.ユーザーを食い尽くすAI
9.USMCAのゾンビ化(アメリカ・メキシコ・カナダ)
10.水の武器化
1位は、トランプ氏によって政治が根底から覆る懸念を示す「アメリカの政治革命」。4つがトランプ氏がらみで、3位には「西半球」での覇権を唱える「ドンロー主義」が入りました。
トランプ大統領(3日)
「新たな国家安全保障戦略のもと、西半球におけるアメリカの優位性は二度と揺るがない」
トランプ氏は、“アメリカの裏庭”といわれる中南米の国々への軍事行動もほのめかしています。
トランプ大統領(4日)
「コロンビアも、コカインをアメリカに売るような病んだ人間が“運営”する国、長くは続かないだろう」
