
憧れのヨーロッパへの旅行!最近、EES(出入域システム)が導入されたって聞いたけど一体何?ETIASとの違いは?事前申請は必要?入国条件や事前準備のルールが複雑で、どうしても頭を悩ませてしまいますよね。本記事ではヨーロッパ(EU圏)に旅行に行く!という方にぜひ知っておいてほしいEESについて解説。不安なヨーロッパ諸国への入国もこれで安心です!
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※下記に記載した内容はEUの外交方針等に基づき変更される可能性があります。必ずご自身で最新情報をご確認の上、渡航をするようにしてください。
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ヨーロッパの新たな出入域システム「EES」とは?
「EES」(出入域システム)は短期滞在を目的とする非EU国籍者に対して、29の欧州諸国の対外国境を通過するたびに登録を行う欧州の新しい国境管理システム。簡単に言うとEU内(シェンゲン協定国)で外国人の出入国管理を電子化します(パスポートへのスタンプ⇒電子化)ということ。入国審査の効率や安全性を高めるために導入されます。日本からヨーロッパへ旅行される方には後述するETIASと併せて知っておきたい情報です。
EU公式サイトの出入域システム(EES)紹介ページはこちら(日本語)
EESを導入している国

画像提供:写真AC
アイスランド、イタリア、エストニア、オーストリア、オランダ
ギリシャ、クロアチア、スイス、スウェーデン、スペイン
スロバキア、スロベニア、チェコ、デンマーク、ドイツ
ノルウェー、ハンガリー、フィンランド、フランス、ブルガリア
ベルギー、ポーランド、ポルトガル、マルタ、ラトビア
リトアニア、リヒテンシュタイン、ルクセンブルク、ルーマニア
*フランス、イタリア、ドイツ、スペインなどはすべて対象となります。 イギリス(英国)は含まれませんのでご注意ください。
EESを導入しているのは上記の国々。つまりこの国々に行けば、EESに登録されるということです。2025年10月から導入が進んでおり、2026年4月10日までに全面的(29か国すべて)で実施される予定となっています。
日本人はこのEES登録の対象なの?
「観光客や短期出張の日本人はこのEES登録の対象?」答えはYES。EU域外国の国民で、次の条件いずれかに該当する場合に適用されます。
EESを使用している欧州諸国を旅行する際に短期滞在ビザが必要な場合
EESを使用している欧州諸国に短期滞在する際にビザが不要な場合
日本人の短期滞在はビザが免除されており、後者にあたるため登録対象です。ただし、「キプロス」と「アイルランド」の2カ国は、EU加盟国でありながらEESは導入しません。 ここでは今後も、「パスポートにスタンプを押す」という従来通りの入国審査が続く予定です。
EESが収集する情報
EESが収集する情報は以下の通り。
氏名、生年月日、国籍など、パスポートに記載されている個人情報
EES導入国29カ国への出入国の日付と場所
顔写真や指紋などの生体認証データ
入国拒否に関する情報(該当する場合)
なお、収集されたデータの保管期間は、状況によって異なります。 期間が過ぎれば自動的に消去される仕組みになっています。
一般的なケース(入出国・拒否記録) 記録された日から3年間
個人の詳細データ 最後の出国日から3年と1日
出国の記録がない場合(※オーバーステイ等) 滞在許可の期限から5年間
基本的には「最後の旅行から約3年で消える」と覚えておけばOKです!
渡航前に手続きは必要? ⇒ 事前の手続きはありません!

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では渡航前に何か特別な手続きが必要なの?と不安に思われる方もいらっしゃると思います。このEESについては、渡航前の手続きは何もありません!
EESの登録は入国審査時に入国審査官によって登録されます。ただし、空港によってはキオスク(Kiosk)端末が設置されており、ご自身でパスポートを読み込ませて登録する必要があります。将来的にはこのセルフ登録方式が進み、効率重視の方向になるでしょう(入国スタンプも廃止方向となるようです、ちょっと残念)。ただし、キオスク端末には日本語設定もあるようなのでそこまで心配する必要はありません。
アプリで事前登録も可能。ただし現在対応国はスウェーデンのみ
上記で述べた通り、入国審査官orキオスク端末で登録が行えるEESですが一応「Travel to Europe」というアプリも存在します。このアプリを利用すれば、EESを導入している国境検問所に到着する前にパスポート情報および顔画像を事前登録が可能。ただし、2025年10月現在でスウェーデン入国時のみしか対応していません。
今後は対応国が拡大する可能性もあるので、訪れる予定の国が対応開始しているか随時チェックしてみましょう。ダウンロードはこちら(iOS、 Android)。
ETIAS(電子渡航認証)とは何が違うの?

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欧州各国に行く際、EESとは逆に事前に登録が必要となるのがこちらの「ETIAS」、こちらは「電子渡航認証」システムというもの。簡単に言うと、「渡航の前に入国に適した人なのかを確認」するシステムです。現時点では2026年末の導入予定ですが、導入開始となれば事前に個人情報や渡航予定(観光、短期商用など)をウェブ上で登録する必要があります。一番の注意点は、「承認されていないと飛行機に乗れない」ということ。 空港のカウンターで「ETIASがないので乗れません」と門前払いされないよう、導入後は必ず手続きを行いましょう!
就学やビジネスビザを取得している方は基本的に登録不要で、定める有効期限内であれば基本的には何度も渡航可能。ちなみに余談ですが、日本も入国する外国の方に対して「JESTA」という電子渡航認証を2028年を目途に導入予定みたいです。EESとの違いを簡単にまとめると以下のような形。
EES(出入域システム)
EU内の出入国管理システム
事前の申請は必要なし
入国時に入国審査官が登録、もしくはキオスク端末で自分で登録
無料
ETIAS(電子渡航認証)
渡航前のチェックのようなもの
入国の目的、滞在先住所、職業など
事前の申請が必要(2026年末導入予定)
有料(20ユーロ予定)
ETIASやその他の国の電子渡航認証に関する情報はこちらもチェック
参考記事:【2026年最新】アメリカ旅行のESTA申請方法と欧米の電子渡航認証解説
いかがでしたでしょうか?ヨーロッパ旅行で知っておきたいEESについて紹介しました。旅の始まりとなる入国をスムーズに済ませて、旅行を楽しみましょう!
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