高知市の高知城歴史博物館で、新年のスタートを飾る「春」をテーマにした企画展が開かれています。
高知市の高知城歴史博物館で開かれている企画展「春を寿ぐ めでたきかざり・祈りのかたち」は、正月らしい所蔵物から春を感じてもらおうと初めて企画されたものです。会場は正月・ひな祭り・お花見の3つのテーマに分かれていて、おせち料理に使われたとされる重箱など合わせて63点が展示されています。
展示品の一つ、明治時代に作られたひな人形は、公家のしきたりにしたがって髪型や色などをととのたもので「有職雛」と呼ばれます。また、能のおめでたい演目「式三番」を描いた掛け軸は、江戸時代の絵師・狩野勝川院雅信が12代土佐藩主・山内豊資の70歳を祝って描いたもので、今回が初公開の所蔵品です。
■丸塚花奈子 学芸員
「おめでたい言葉であったり、あるいは縁起の良い模様をあしらった工芸品がたくさん並んでいる。見ていて楽しくなるような資料をたくさん並べているので、明るい気持ちで展示を見てもらいたい」
高知城歴史博物館の企画展「春を寿ぐ めでたきかざり・祈りのかたち」は、3月8日まで開かれています。
