
インドのモディ首相とドイツのメルツ首相。1月12日、インドのアーメダバードで撮影。REUTERS/Amit Dave
[アーメダバード(インド) 12日 ロイター] – ドイツのメルツ首相は12日、インド西部のアーメダバードでインドのモディ首相と会談後、記者団に対し、欧州連合(EU)とインドが1月末までに自由貿易協定に署名する可能性を示唆した。協定が成立すれば、米国とインドの間の貿易交渉が停滞している状況で世界の貿易関係を再構築する可能性がある。
メルツ氏は交渉が間に合えばEUのトップ指導者らがインドを訪れ、協定を締結するだろうと語った。「いずれにせよ、この自由貿易協定を実現するために、彼らはもう一歩大きく前進することになる」と述べた。EU当局者はまだコメントしていない。
この協定は長年議論されており、EUとインドの双方にとって経済関係を強化し、中国とロシアに対する依存度合いを減らす機会とみなされている。2024年のインドとEUの間の貿易額は1200億ユーロ(約1402億ドル)に達し、EUはインド最大の貿易相手国となっている。
EUは知的財産権の保護強化とともに自動車、医療機器、ワイン、蒸留酒、肉類の関税の大幅引き下げを求めている。一方でインドは労働集約型産品の無関税アクセスと、成長しつつある自動車および電子機器分野の市場参入のより迅速な承認を求めている。
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