イギリス、午後9時以前にジャンクフードのテレビ広告を禁止

 

イギリス政府は児童肥満率の上昇を食い止めるべく、ジャンクフード広告に対する新たな規制を正式に施行した。これにより脂肪分・塩分・糖分が高い食品のテレビ広告は午後9時以前の放映が禁止され、オンライン上でも全面的に禁止される。子どもが不健康な食品類のマーケティングに触れる機会を減らすことを目的としている。

多くの広告主は2025年10月から自主的に対応を進めてきた。規制対象には、サンドイッチやオートミールなどのシリアルといった一見すると健康的に見える商品も含まれている。

 

Omnicom、Googleと消費者インサイトツールで提携

 

広告・マーケティング企業Omnicomは、AIによって消費者の情報検索および意思決定のプロセスが急速に変化している点に注目している。Digidayによると、同社はGoogleと共同で、AI主導の環境における検索行動をブランドがより深く理解するための新たな取り組みを進めていることが、CES2026(テクノロジー見本市)で明らかとなった。

この取り組みは、Omnicom Mediaの最高情報責任者であるJoanna O’Connell氏の調査に基づいており、生成AIが検索を媒介するようになるにつれ、どのようにAIの影響力が変化しているかを分析する調査である。同調査では、ブランドと消費者の間に存在していた情報格差が大幅に縮小し、テクノロジーが意思決定において大きな役割を担うようになるにつれ、広告主はオーディエンスとの関わり方を再考せざるを得ないことを示唆している。

Omnicomはこうした背景を踏まえ、「コンシューマー・プロンプト・インサイト・ツール」と呼ばれるツールを開発した。幅広い検索シグナルを分析し、現代の検索行動が消費者のニーズや意図をどのように反映しているかをクライアントに提示する、エージェント型ツールである。本ツールによって、プロンプトとして使われる具体的な質問から、従来のキーワード検索よりもはるかに多くの文脈と意図をくみ取ることができるとのことである。

 

OpenAI、オーディオに本格参入

 

OpenAIは、オーディオAI分野への取り組みを本格化させている。ChatGPTの音声機能の改善にとどまらず、より広範なプロダクト戦略の一環である。報道によると、OpenAIはここ数カ月で複数のエンジニアリング、製品、研究チームを統合し、オーディオ機能の再構築を進めている。来年中に発売予定となる、オーディオ機能重視のパーソナルデバイスの基礎を固めているとのことである。

この新しいオーディオモデルは、より自然な音声を実現し、中断が少なく、人間の会話を忠実に再現するよう設計されている。さらに本モデルは、ユーザーの発話中にも音声を発することができるなど、従来の音声システムではできなかった機能を備える見込みである。

このようなオーディオ機能の開発は、業界全体が音声主導の情報処理に移行していく動きを反映している。

 

原典:ExchangeWire.com

ABOUT 角田 知香角田 知香

ExchangeWireJAPAN 編集担当。イギリス・キングストン大学院にて音楽学の分野で修士号を取得。学校・自治体文化講座等にてアート講座講師として活動後、2024年に調査・コンサルティング会社シード・プランニングに入社。