
中国の王毅外相。2024年9月、北京で開催された中国アフリカ協力フォーラムで撮影。ロイター/Tingshu Wang
[北京 8日 ロイター] – 新年恒例のアフリカ訪問を行っている中国の王毅外相は8日、最初に訪れたエチオピアでアビー首相と会談し、インフラや環境産業、デジタル経済といった分野での協力拡大を呼びかけた。
王毅氏は12日までソマリア、タンザニア、レソトなどを回る予定。
中国外務省の発表では、王毅氏は中国がエチオピアとの間で「全天候型の戦略的パートナーシップ」を推進するためのより適切な戦略を策定したい考えを表明した。
また国営新華社は、王毅氏が貿易・経済の協力関係刷新を加速させるとともに「中国・アフリカ間での質の高い一帯一路の協力」を進めることを求めた、と伝えた。
エチオピアはアフリカ屈指の高い経済成長を誇り、国際通貨基金(IMF)は今年の成長率が7.2%に達すると予想している。
中国は習近平国家主席が掲げる巨大経済圏構想「一帯一路」のモデルパートナーとして、こうしたエチオピアのように若く、豊かさが増している国を取り込みたい構えだ。
王毅氏は、エチオピアは「中国企業の投資と事業遂行のための健全な環境」を提供してくれるだろうとの期待を示した上で、中国はエチオピアがアフリカ地域および国際的な問題で重要な役割を果たすと想定していると付け加えた。
新華社によると、両国は貿易、インフラ、エネルギー、交通、法務といった伝統的な領域だけでなく、電子商取引(EC)や人工知能(AI)、グリーンエネルギーといった新しい分野でも協力を深めることに合意した。
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