キューバ向け石油輸出は増えていない=ベネズエラ情勢受けメキシコ大統領

メキシコのクラウディア・シャインバウム大統領。2025年12月6日撮影(2026年 ロイター/Raquel Cunha)

[メキシコ市 7日] – メキシコのシェインバウム大統領は7日の定例会見で、ベネズエラ情勢を受けてメキシコはキューバにとって石油の「重要な供給者」になったとの見方を示した。

米国は制裁対象のタンカーがベネズエラに出入りするのを禁止するとともに、マドゥロ大統領を拘束する軍事作戦を実行した。

これに伴ってメキシコがキューバに対する主な石油供給国になったのかと聞かれたシェインバウム氏は「われわれはこれまで輸出してきた分以上の石油を(キューバに)送っていない」と強調しつつも「もちろんベネズエラの現状を踏まえると、メキシコが(キューバに対する)重要な供給者になったのは間違いない」と語り、以前はその役割をベネズエラが担っていたと指摘した。

シェインバウム氏は、メキシコは何年にもわたってさまざまな理由からキューバに石油を提供してきており、ある場合は商業契約、別の場合は人道目的だったと付け加えた。

メキシコが今後より多くの原油をキューバに供給するかとの質問には直接答えずに「それは契約の一部であり、また歴史的に供与されてきた支援の一部でもある」とだけ発言した。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab