掲載日
2026年1月8日
イタリアの宝飾・時計グループ、モレラート・グループは、フォッシル、エンポリオ・アルマーニ、アルマーニ・エクスチェンジ、マイケル・コース、ディーゼルを擁するフォッシル・グループのイタリアにおける流通事業を買収したと発表しました。
エンポリオ・アルマーニ
最優先で注力するのは一般流通(ノーマルトレード)チャネルであり、新体制の下、販売店に高水準のサービスと的確な営業サポートを提供することを目的に、専任かつ専属の販売網を構築します。
「私たちはこの業界を信じています。イタリア市場の歴史的な要である専門小売店を、蓄積してきたノウハウと、ブランド価値の向上および消費者との関係において果たす代えのきかない役割ゆえに、当社の戦略の中心に据えています。」
モレラート・グループのマッシモ・カラーロ会長はこう述べ、今回の買収の戦略的価値を強調しました。
マッシモ・カラーロ
今回の取引は、モレラート・グループの成長軌道における重要な一歩です。同社は現時点でイタリア最大の宝飾・時計グループであり、時計用ストラップ分野の世界的リーダーです。660の直営店、6つのECサイト、7,000を超える卸売り取引先ネットワークを有し、自社ブランドは14あり、モレラート、セクター・ノーリミット、フィリップ・ウォッチ、ルシアン・ロシャ、Oui&Me、ラ・プティット・ストーリー、クロノスター、FAVSに加え、小売ブランドのBluespirit、Christ、Brinckmann & Lange、Cleor、D’Amante、Noélieを擁しています。ライセンスブランドは7つで、カール・ラガーフェルド、マセラティ、キアラ・フェラーニ、トラサルディ、エスプリ、ジェッテ、ギド・マリア・クレッチマーです。モレラート・グループは2023年から、世界のジュエリー業界におけるサステナビリティ基準の策定・監督を行うRJC(Responsible Jewellery Council)の認証を取得しており、最も厳格な環境基準を順守しています。

モレラートは、2025年度(2026年2月28日終了)の売上高を約7億5,000万ユーロ、EBITDAを20%超と見込んでいます。これは2024年度の7億2,300万ユーロからの増加となります。海外売上はグループ売上の約70%を占め、主要市場はイタリア、ドイツ、フランスで、中東地域でも非常に良好な結果を上げています。
