■静岡県内のレギュラーガソリン 4年7か月ぶりの安値水準
「暫定税率」が撤廃されて初めてとなるレギュラーガソリンの平均小売価格が1月7日発表され、静岡県内は、155.5円と4年7か月ぶりの安値水準となりました。
【写真を見る】レギュラーガソリン静岡県内は平均155.5円 4年7か月ぶりの安値水準一方で今後は不透明な状況
喜ばしい状況ではありますが、今後の価格については不透明な状況です。
<滝澤悠希キャスター>
「静岡市内を走行しています。現在のガソリン価格はどうでしょうか?あちらの店は、レギュラーリッター145円と表示されています。そしてこちらの店は130円台になっていますね。一時の値段が嘘のようです」
政府は、2025年末、ガソリン税に上乗せされる1リットル当たり25.1円の暫定税率を51年ぶりに廃止。
これに伴い、静岡県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は、155.5円と7週連続の値下がりとなり、2021年6月以来の安値となりました。
<利用客>
「物価が上がるところで、ガソリンだけ下がるのはうれしい」
<滝澤キャスター>
「138円!」
<利用客>
「驚異的な安さですよね。色々遠くにも行ってみたいし、気にしないで乗れるようになっている」
■今後の価格には懸念も…
一方、今後のガソリン価格をめぐっては懸念が広がっています。
アメリカは、2026年1月3日、ベネズエラのマドゥロ大統領を拘束。そのベネズエラは、“世界最大の石油埋蔵量を誇る”と言われています。
産油国の情勢が不安定になるとガソリンの原料となる原油の価格は上昇することが予想されます。
<静岡経済研究所 恒友仁専務理事>
「ロシアのウクライナ侵攻があったりとか、イスラエルで紛争があったりという度に、原油価格が変動していることは否めない。世界情勢によっては、原油価格がさらにもう一回上昇することがあるということも念頭に置かなければいけない」
原油価格の先行きの不透明感を懸念しているのが運送業界です。
<山岸運送 山岸一弥代表取締役>
「金額ベースにすると、年間3億円超の燃料費を使っている」
トラックの燃料となる軽油の暫定税率は、4月に廃止されますが、人手不足による人件費の高騰に加え、原油価格が大きく上昇した場合、経営を圧迫し、物流コストが上昇するおそれが浮上します。
<山岸運送 山岸代表取締役>
「相当な金額にまで物流コストが上昇してくる。売れられている商品の値段(物価)がどんどん上がっているが、その勢いがさらに増す、間違いなくそういう状況になると思う」
石油情報センターによりますと、次週のガソリン価格は、円安やベネズエラの混乱もあり、ほぼ横ばいとなる見通しです。
静岡放送
