
1月7日、中国の王毅外相(写真)は、毎年恒例の年初のアフリカ歴訪を開始した。写真は、北京で開催された藍庁フォーラムの開会式で演説を行う同外相。2025年10月撮影(2026年 ロイター/Maxim Shemetov)
[北京 7日 ロイター] – 中国の王毅外相は7日、毎年恒例の年初のアフリカ歴訪を開始した。同地域での影響力強化を目指す中、戦略的に重要な東部諸国を重点的に訪問する。
今年の訪問先はエチオピア、ソマリア、タンザニア、レソト。
王氏のソマリア訪問は中国外相による訪問としては1980年代以来で、先月にイスラエルがソマリアから一方的に独立を宣言したソマリランド共和国を世界で初めて国家として承認したこともあり、ソマリアにとって外交的な弾みとなるだろう。
イスラエルの発表後、ソマリアへの支持を改めて表明した中国は、紅海への入り口であり、スエズ運河を通って欧州市場に向かう中国貿易の重要な回廊であるアデン湾周辺での影響力を強化したいと考えている。
さらに南に位置するタンザニアは、アフリカの広大な銅鉱床へのアクセス確保を目指す中国の取り組みの中心地だ。中国企業はタンザニアからザンビアに至るタザラ鉄道の改修工事を進めている。
この鉄道は、米国と欧州連合(EU)が支援するロビト回廊(アンゴラとコンゴ民主共和国を経由してザンビアと大西洋の港を結ぶ輸送路)に対抗するものとみられている。
王氏はまた、アフリカ南部のレソト王国を訪問することで、自由貿易の擁護者としての地位を確立しようとする中国の取り組みを強調する意向だ。
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