ベネズエラ、外部干渉受けず自らの運命決定を ロシアが呼びかけ

ロシア外務省は、ベネズエラ国民は外部からの干渉を受けずに自らの運命を決めるべきだという認識を示した。写真はロシアのプーチン大統領(右)とベネズエラのマドゥロ大統領。昨年5月、モスクワで撮影(2026年 ロイター/Alexei Nikolsky/Host agency RIA Novosti/Handout via REUTERS File Photo)

[モスクワ 6日 ロイター] – ロシア外務省は6日、ベネズエラでロドリゲス副大統領が暫定大統領に就任したことについて、「露骨な新植民地主義的な脅威と外国による武力侵略」に直面する中でベネズエラが平和と安定を確保するための一歩になるとし、歓迎すると表明した。同時に、ベネズエラ国民は外部からの干渉を受けずに自らの運命を決めるべきだという認識を示した。

トランプ米政権は3日、南米ベネズエラに対する軍事作戦を実施し、マドゥロ大統領を拘束。これを受け、
マドゥロ政権で副大統領を務めていたデルシー・ロドリゲス氏が5日に暫定大統領に就任した。

ロシア外務省は声明で、米国を名指しすることを避けた上で
「ベネズエラが自らの運命を決定する権利を破壊的な外部干渉なしに保障されなければならない」と指摘。「国家主権と国益を守るためにベネズエラ当局が取った努力を歓迎する。ベネズエラ国民と政府に対するロシアの揺るぎない連帯を改めて確認する」とし、ロシアはベネズエラに「必要な支援」を今後も提供し続けると表明した。

ロシアのプーチン大統領は、米国によるマドゥロ氏の排除について、まだコメントしていない。

ロシア当局者はロイターに対し、トランプ大統領が南北米大陸への外からの干渉を拒む「モンロー主義」を復活させようとしている場合、ロシアにも自らの勢力圏を持つ権利があるとの考えを明らかにしている。

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Mark Trevelyan

Chief writer on Russia and CIS. Worked as a journalist on 7 continents and reported from 40+ countries, with postings in London, Wellington, Brussels, Warsaw, Moscow and Berlin. Covered the break-up of the Soviet Union in the 1990s. Security correspondent from 2003 to 2008. Speaks French, Russian and (rusty) German and Polish.