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EFE

掲載日

2026年1月4日

ブラジルの化粧品メーカーであるナチュラは金曜日、エイボン・インターナショナルの支配権を米国のリージェントLPに売却する取引を完了したと発表した。一方で、ラテンアメリカにおけるエイボンの事業とブランドは引き続き維持し、同地域を同社の重点地域とするという。

Natura y Avon

「ラテンアメリカにおけるエイボンのブランドは、経済的権利および知的財産を含め、ナチュラに留まる」と、同社は市場向けに公表した声明で説明した。

この売却には、エイボンのロシアでの事業は含まれない。

ナチュラは、昨年9月に発表した売却が12月31日に完了したと説明した。

当時、エイボン・インターナショナルの売却対価は、完了時に象徴的な1ポンドになると明らかにしていた。

ナチュラは同日の声明で、エイボン・インターナショナルに対し2,500万ドルの有担保の信用枠を提供するとの約束をあらためて確認した。この枠は2026年12月まで申請可能で、返済期限は5年となる。

「エイボン・インターナショナルの売却完了は、ナチュラが事業運営を最適化し、中核事業をラテンアメリカに集中させる戦略を継続するうえでの重要な節目だ」と、声明は付け加えた。

ナチュラが公表した直近の四半期決算によると、ブラジル、アルゼンチン、メキシコでの業績がグループ売上高の85%を占める。

ナチュラは2025年1~9月期に18億8,100万レアル(約3億5,550万ドル、約3億750万ユーロ)の損失を計上し、前年同期比で77.9%縮小した。

同社はこの結果について、2025年6月以降に始まったブラジルの美容市場の減速が、アルゼンチンにおける事業運営の不安定化のピークと重なり、メキシコでの業績回復を相殺したためだとしている。