【画像】珍しい“狛猫”が迎えてくれる鹿角八幡神社

「花輪ばやし」の迫力に迎えられる鹿角の旅へ

道の駅かづのに併設された展示施設には、毎年夏に行われる『花輪ばやし』の豪華な屋台が一年を通して並び、その迫力に思わず足が止まる。

日本三大ばやしの一つに数えられ、国の重要無形民俗文化財、さらにユネスコ世界無形文化遺産にも登録されているこの祭りは、鹿角市が誇る最大の伝統行事だ。

きらびやかな装飾と実際に使われてきた屋台の存在感は圧巻で、訪れた人に強いエネルギーを与えてくれる。

地球のパワーを感じる「史跡 尾去沢鉱山」

案内してくれた支配人の小田切健太郎さんは「昔は金銀銅がとれた宝の山。地球が人に贈ったプレゼント」と語る。

坑道内では金色に輝く岩肌が見られるが、これは銅の光沢によるものだという。

さらに進むと、高さ約30mにまで掘り上げられた巨大な空洞が現れる。明治以降の機械採掘によるもので、迫力ある景観が広がる。

一方、江戸時代の手掘り跡は小さく、1日に10cmしか掘り進められなかったという。当時の人々の根気と技術に思わず息をのむ。“山師”と呼ばれる勘の鋭い人が鉱脈を探し当てたというエピソードも残り、長い歴史を肌で感じながら、大地のパワーをしっかりチャージできるスポットだ。

尾去沢鉱山は運営側の高齢化などにより、2026年3月末で一般公開を終了し、今後は団体予約のみ受け付ける予定。